仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:24 UTC 版)
「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の記事における「仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー」の解説
飛電或人が飛電ゼロワンドライバーにヘルライズプログライズキーを装填して変身したゼロワンの新たな形態。 変身音声は「ヘルライズ!オーソライズ!プログライズ!Hells energy as destroy the world HELL RISING HOPPER!HEAVEN or HELL it doesn't matter."」。 シャイニングアサルトホッパーと同一のスーツ形状だが、白い目になっており、メタリックのワインレッドのラインがマットブラックの体に走った禍々しいスタイリングとなっている。 超過密な特殊粒子を放って閉鎖空間にあらゆるものを拘束するヘルライズ空間を作り出す。エデンとは対照的に「地獄」の名を冠し、周囲の世界が変身するだけで崩壊する凄まじい戦闘力を発揮するが、装着者の生命と引き替えとなる。 チーフプロデューサーの大森敬仁はヘルライジングホッパーについて、ゼロワンは本来なら仮面ライダーゼロツーの時点で最強であり、劇場版で或人をポジティブな方向にパワーアップさせるとゼロツーの優位性がなくなるため、ネガティブな方向にパワーアップさせることに決めたと話している。 また、テレビシリーズにおける仮面ライダーアークワンとの違いとして、悪い力で相手と戦うのではなく、世界を守るために相手の力を取り込むという自己犠牲を意識したという。 デザインはシャイニングアサルトホッパーの色替えで、自ら危険な力を取り込んで抑えた悪いゼロワンというオーダーとなっている。「地球を終わらせるライダー」というイメージから、胸部には地球のマークがデザインされている。ヘルライジングホッパーへの変身は或人にとって過酷なものとなることから、口元のクラッシャーや牙のように見える意匠のグラフィックや血走ったようなメタリックレッドのライン取りや白い複眼など、顔のデザインは極限状態を思わせる禍々しい凶悪な表情となっている。シャイニングアサルトホッパーにあった知恵の輪のような意匠をマットブラックで塗ることで隠しており、シンクネットのマークを胸中央に入れて、そこからプリント基板のような白いマーキングを伸ばすことでデータが侵食していくようなイメージとなっており、胸の形状に併せて拡散していく雰囲気となっている。ブラックアウトと色替えを面に沿ってするのではなく、全く異なるライン取りをすることで新たなディテールに見えるように工夫されている。 スーツはシャイニングアサルトホッパーの色替え・改造。 変身時にはゼロツーと同様の赤いバッタのライダモデルが出現するが、ゼロツーのものにあった赤いマフラーは外されている。 必殺技 ヘルライジングインパクト ヘルライジングホッパーの必殺技。必殺技時に表示される文字は、アーク由来の筆文字となっているが、一度見ただけでは何と書いてあるか分からないような狂気の文字にしたいという監督の杉原の意向で荒々しく禍々しい筆致となった。
※この「仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー」の解説は、「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の解説の一部です。
「仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパー」を含む「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の記事については、「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の概要を参照ください。
- 仮面ライダーゼロワン ヘルライジングホッパーのページへのリンク