代表的なフェレンギ人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 17:20 UTC 版)
「フェレンギ人」の記事における「代表的なフェレンギ人」の解説
グランド・ネーガス - ゼク フェレンギ社会で初めて女性が商売を行なうことを認める。(24世紀後半) クワーク - ディープ・スペース・ナインにあるバーの経営者。フェレンギ人らしく金に意地汚い部分もあり、時には非合法の商売に手を出すこともあり、オドーから目をつけられている。ただし、情に脆い部分もあり、幾度かシスコやキラたちを助けたこともあり、またオドーとの間には単なるライバル以上に付き合いがあり、オドーの捜査に情報を提供することもある。 ロム - クワークの弟。さほど金儲けには執着していない(但し否定はしていない)雇用主でもあるクワークに対し、フェレンギ社会では禁忌である労働組合を結成し対抗した。騒動の後、DS9のエンジニアに転職する。ゼクにより次期グランド・ネーガスに指名される。 ノーグ - ロムの息子。フェレンギ人初の宇宙艦隊士官。 イシュカ - クワークらの母。ゼクの恋人でもあり、老齢により判断力の鈍ったゼクを影から支える。「進歩的」な女性。 ブラント - フェレンギ会計監査局 (FCA) のエージェント。野心的な人物でゼクに代わってグランドネーガスの地位につくことを狙う。一時ビジネスのライセンスを剥奪されていたクワークと協力してイシュカをゼクの側近から引き離し、ゼクの耄碌振りを露にして失脚させようとしたこともある。なお、クワークをたびたび陥れようとはするものの、取引をした際には約束は守っている。前述のゼク失脚を狙った際には、ビジネスライセンスの再発効を約束し実際に再発効させている。なお、イシュカはブラントの能力は認めつつも「性格がギラギラしすぎている」という理由でグランドネーガスにふさわしくないと評する。クワークとは不仲だったが、クワークが次期グランドネーガスに決まったと誤解した際には「へつらうのに早すぎることはない」として召使のように奉仕する。 ゲイラ - 武器商人。クワークとロムの従兄弟。武器商人として繁盛していたためか、月まで買ったことがある。そのため、度々クワークはゲイラを羨ましく思っていた。クワークが商売のライセンスを剥奪された後、第116話で初登場。ゲイラは同僚のハガスと共にクワークを武器商人に引き入れるが、ある惑星の戦争で大量虐殺に加担しそうになったクワークは結局良心の呵責からゲイラたちを裏切り、ゲイラたちはステーションを逃げ出した。それからゲイラは放浪生活を余儀なくされていたが、第134話で再登場し、イシュカ救出に誘われた。 レック - 始末屋(暗殺者)。ドミニオンに捕らえられたイシュカを救出するための傭兵としてクワークに雇われる。フェレンギ人には珍しく金に興味がないなど職業とあいまって独自の価値観を持っており、挑戦することを好む一方、嘘や隠し事を嫌う。そのため、同胞たちからは「変わり者」もしくは「サイコ野郎」とも称される人物である。 ボーク - デイモン(富豪階級)。しかし、フェレンギ人の慣習に反し、マクシアの戦いで連邦艦スターゲイザーを襲った息子を返り討ちにした艦長であるピカードを損得抜きで付け狙う『代表的』ではないフェレンギ人(ボークが登場する『新スタートレック』においては、上記フェレンギ人の諸設定はまだ明確には存在していなかった)。
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