代表曲・カヴァー曲
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「ブリザード (バンド)」の記事における「代表曲・カヴァー曲」の解説
BLIZZARD 作詞は下村成二郎、作曲は松川敏也、編曲はBLIZARD。「JAPAN HEAVY METAL TRIBUTE 魂II」では小野正利が歌をカヴァーしている。 ORION 作詞は下村成二郎、作曲は松川敏也・寺沢功一、編曲はBLIZARD。寺沢・村上兄弟が在籍したANGEL KISSの「FAREWELL TO ORION」が原曲であり、松川が後からブリザード版アレンジを手掛けた。この時の驚きを村上宏之がブログで綴っている。BLIZARDの楽曲の中で、寺沢が作曲を手がけた唯一の楽曲である。 Liberty 訳詞・下村成二郎、詞曲・NEAL SCHON, STEVE PERRY, JONATHAN CAIN、編曲・BLIZARD。アメリカのバンド・JOURNEYから贈られた曲とされたが、実際はJOURNEYのアルバム「FRONTIERS」のアウトテイクである。1989年5月5日に目黒鹿鳴館で行われたライヴ(後日、下村が雑誌で脱退を表明したため、実質上ラストライヴとなった)では下村が一番好きな曲として最後にこの曲を歌った。 なお、ジャーニー自身によるバージョンは1992年発売のジャーニーのベストアルバム「TIME3~永遠の旅出ち」に未発表曲として収録された他、2006年の「FRONTIERS」リイシュー盤にもボーナス・トラックとして収録されている。 Only The Young 訳詞・下村成二郎、詞曲・NEAL SCHON, STEVE PERRY, JONATHAN CAIN、編曲・BLIZARD。これもJOURNEYから贈られた曲のひとつとされたが、実際にはJOURNEYのアルバム「FRONTIERS」のアウトテイクである。折しもBLIZARDのデビュー20周年となる2004年10月のJOURNEYの来日公演ではこの曲が2曲目に演奏された。2006年2月にリリースされた「80's J-ROCK Collection ギュウィ~ン!」80年代の日本のハード・ロック・コンピレーション盤にも収録されている。 なお、ジャーニーによるバージョンは映画「ビジョン・クエスト」のオリジナル・サウンドトラックに提供され、シングルはビルボード・チャート最高7位のヒットを記録した。 また、アメリカのバンド、スキャンダルもこの曲をレコーディングしており、こちらは1984年発売のアルバム「Warrior」に収録されている。 FLY HIGH… 作詞・星野今日子、詞曲・STEVE MORSE, STEVE WALSH。アメリカのプログレッシヴバンド・KANSASのアルバム「Power(英語版)」に収録されている「SILHOUETTES IN DISGUISE」のカヴァー曲。よくライブでも演奏された。 OVER HEAT 作詞は星野今日子、作曲は栗林誠一郎。6thアルバム「SHOW ME THE WAY」のトップに収録。「OVER HEAT」は後に、栗林が湯川れい子作詞の「The Grapes Of Worth」でセルフカバー。同曲では、寺沢がベースで参加している。バンドの若さ溢れるイメージに合ったビデオクリップも作られた。松川いわくこの曲のギターソロは「金持ちもっと黒」(リッチーブラックモア)師匠に捧げたとのこと。 AGAIN 作詞・作曲は松川敏也。樋口宗孝プロデュースのラストアルバム「DANGER LIFE」の5曲めに収録。悲しみや絶望の中から再び立ち上がろうという希望を込めた曲。廉価版ベストの最後にも収録。村上宏之がブログの中で「今一番演奏したい曲」と書いている。
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