他のメディアでのバイソン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 21:44 UTC 版)
「マイク・バイソン」の記事における「他のメディアでのバイソン」の解説
劇場アニメ『ストリートファイターII MOVIE』の劇中ではパーティーにて、ゲームでは見られないタキシード姿で取引相手と交渉しているシーンがある。劇中の終盤ではエドモンド本田と戦うが、もみ合いになり抱き合ったまま崖から落下してしまう。 TVアニメ『ストリートファイターII V』ではFBIへのスパイという頭脳派キャラクターに設定されている。パーティーに出席して表舞台に滅多に姿を現さないベガと交渉相手の橋渡し的な役割をしていたり、キャミィに抵抗する間もなく一方的にやられてしまうなど、ゲームとはかなりキャラクター性が異なる。後期オープニング映像ではゲームと同じ格好をしている。 1992年に発売されたドラマCD『ストリートファイターII 復讐の戦士』では囚われたナッシュに対し、彼なりの情けをかけたり、新型麻薬によって狂った彼が正気に戻るように祈り続け、その死に涙を流してベガを悪魔呼ばわりするなど、根っからの悪党ではなく、気弱で自らの良心に苦しむ描写がある。また真っ当なボクサーとしてありたいというプライドから麻薬に関心が無いことや、自分がチャンピオンになって黒人社会に夢を与えるという自分のアメリカンドリームについて語る。シャドルーに入ったのも自分の意思ではなく、プロモーターがシャドルーの回し者だったからであり、本人は夢のためにしかたなくシャドルーに居るだけであった。 1993年から1996年に『コロコロコミック』にて掲載されていた漫画『ストII爆笑!!4コマギャグ外伝』では、飛び道具や炎の技がない地味なファイターであることに悩んでおり、その点をしばしばギャグ化された他、自身とは対照的に美形でモテるバルログを羨んでいる。魚が嫌いであるため、ピラルクやピラニアのいるブランカのステージをひどく嫌っている様子も描かれた。また両腕に常にグローブを装着しているので、ジャンケンで負けたりスイッチをまともに押せないなど日常生活において様々な不自由を余儀なくされている。ゲームの設定では他の四天王と仲が悪いが、本作ではそのような描写はない。 1994年の実写映画『ストリートファイター』ではシャドルー所属の悪人ではない。この作品ではバイソン将軍(ベガ)によってボクシング界を追われた元ボクサーとして、同じくバイソン将軍によって相撲界を追われた元力士のエドモンド本田と一緒にバイソン将軍暗殺とバイソン軍壊滅のためにテレビレポーターに扮する春麗に協力し、TVクルーに扮する。役名は欧米版のゲームと同じ「バルログ」。 1997年の漫画『さくらがんばる!』では香港の地下闘技場の選手として登場し、ダンを叩きのめすが、潜入捜査していた春麗の百裂脚により倒される。 1998年のドラマCD『ストリートファイターZERO3 ドラマアルバム』では根っからの悪人として描かれており、リュウと神月かりんを痛めつける。しかし、足元が弱点と見破られて敗北する。 2009年の実写映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』ではゲームと同様にシャドルーの幹部として登場する。演者はマイケル・クラーク・ダンカン。
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