他のメディアでのバイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 08:19 UTC 版)
「バイス (KOF)」の記事における「他のメディアでのバイス」の解説
『コミックゲーメスト』に掲載された、若き日のゲーニッツがルガールの右目を奪う際の顛末を描いた『ゲーニッツ外伝 THE KING OF FIGHTERS'96 ミレニアム・ゼロ』(著:天獅子悦也)では、少女時代のマチュアとバイスがゲーニッツによるルガールの空母急襲に帯同している。ゲーニッツはルガールにオロチの力を与える代償として彼の右目を奪い、オロチの力を受け取るための媒介としてマチュアとバイスを彼に仕えさせている。このときのバイスはボブスタイルのブルネットヘアに半袖・無地の白いワンピースを黒い腰紐で結んだだけの簡素な装いに身を包み、目の前で銃撃や爆発が起きても特に反応を示さず無表情のままで感情が欠落したかのような少女として描かれている。 夏元雅人の『キング・オブ・ファイターズ京』(覇王マガジン版)では、マチュアとともに八神庵を監視するために登場するが、最後まで庵に倒されるようなことはなかった。また、マチュアとともに庵のバンド活動に付き合わされるエピソードもあり、京の通う学校の文化祭に向けてキーボードの練習をしている。 『'96』のオフィシャルコミカライズである鷹岬諒の『ザ・キング・オブ・ファイターズG(ギガ)』では、オロチの長より八神庵の監視を命じられたマチュアとバイスが物語全般に渡って暗躍している。庵を手中に置くために必要な餌として草薙京を利用するため、マチュアは日本チームの崩壊に乗じて京と麻宮アテナと共にエディットチームを結成する一方で、バイスは古寺で瞑想する庵の元を訪れてチーム結成を打診し、更に京と決別した二階堂紅丸を誘い入れて「八神チーム」を結成する。2回戦で京チームと八神チームが激突している最中にゲーニッツがオロチの力を開放して乱入したことで観客が苦しみだしたり一部のファイターが凶暴化して会場が地獄絵図となり、試合どころではなくなる。その状況でもなお試合を続けようとする八神の願いを叶えるため、戦いに乱入しようとした紅丸や大門五郎をマチュアと共に排除して京vs庵の戦いを演出するも、血の暴走を起こした庵によって首を切り裂かれて「いずれ、お前も・・・」と最後の言葉を言い終わらぬうちに絶命した。ちなみに、2巻の表紙をマチュアとともに飾っているほか、同巻の裏表紙では庵チームの一員として、庵、紅丸と共に描かれている。 2010年にアメリカで製作された実写映画版『KOF』ではマチュアと同性愛関係になっている。
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