他のメディアでのナコルル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 06:35 UTC 版)
「ナコルル」の記事における「他のメディアでのナコルル」の解説
アニメ版 OVA化作品の『SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜』、同じくOVA化作品『ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 郷里之畏友編』では、ナコルルを主人公としてアニメ化された。 『アスラ斬魔伝』 同シリーズのアーケードゲームをアニメ化した作品である。原作はゲームと同じく株式会社SNK。全員がゲーム版と同じ声優が演じており、修羅ナコルル、羅刹ナコルルを生駒治美が演じている。触れ込みは「大自然を護る巫女ナコルルが、平和のために戦う姿を描いたファンタジー・アクションアニメ」となっているが、内容は、カムイコタンを舞台にナコルルを中心とした同ゲームの前日譚となっている。 『ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 郷里之畏友編』 同シリーズのPCゲームのアニメ化だが、こちらはSNKは関わっておらず、ゲーム版同様に有限会社インターレッツ原作の作品である。ゲームでは生駒治美がナコルルとレラの二役を演じていたが、OVA版はナコルルのみ生駒治美を演じ、レラは新たに氷上恭子が演じている。内容は同PCゲームのナコルルがカムイコタンに戻って来てからの出来事を描いている。 漫画版 『内藤泰弘』版 ヒロインとして登場。「初代」のストーリーを基に内藤がオリジナル要素を入れて漫画化された作品であり、天草討伐寸前までを描いている。カムイコタンが天草の手下たちに襲われ、ナコルル以外のアイヌの村人が惨殺される。ナコルル一人が残った所で、橘右京に危機を救われる。その後覇王丸、オリジナルキャラクターの小綱とも出逢い、4人で旅に出る。この漫画は覇王丸が無類の強さを誇るため、ナコルルが対等に闘う描写はあまり無く、覇王丸や右京に敵の攻撃から助けられる側のヒロインとしての側面が強い。 『島本和彦』版 紫ナコルルが「ナコルルとは同名の別人」という設定で登場している。紫ナコルルはナコルルと同じ日に生まれ同じ名前を付けられ同じように育てられたものの、宝刀・チチウシと巫女としての使命を授けられたのが自分ではなかったことを恨み、ナコルルからチチウシを奪うべく狙っている。
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