他のメディアでのマチュア
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「マチュア」の記事における「他のメディアでのマチュア」の解説
真行寺たつやの『'94』のコミカライズ版では名前こそ出ないが、ユキを誘拐して京達を追い詰めるなど、ルガールの愛人的存在として暗躍していた。だが、当時はオロチ関連の設定が無く、その末路もハイデルンたちに捕らえられるというものになっている。また、違う銘柄のワインを持ってきたメイドをルガールが処刑する姿を見て怯えの色を見せる描写があり、この漫画に登場する彼女は原作ゲームほど残忍ではない。 『コミックゲーメスト』に掲載された、若き日のゲーニッツがルガールの右目を奪う際の顛末を描いた『ゲーニッツ外伝 THE KING OF FIGHTERS'96 ミレニアム・ゼロ』(著:天獅子悦也)では、少女時代のマチュアとバイスがゲーニッツによるルガールの空母急襲に帯同している。ゲーニッツはルガールにオロチの力を与える代償として彼の右目を奪い、オロチの力を受け取るための媒介としてマチュアとバイスを彼に仕えさせている。このときのマチュアはウェーブがかった長髪のブロンドヘアをそのまま下ろし、半袖・無地の白いワンピースを黒い腰紐で結んだだけの簡素な装いに身を包み、目の前で銃撃や爆発が起きても特に反応を示さず無表情のままで感情が欠落したかのような少女として描かれている。 夏元雅人の『キング・オブ・ファイターズ京』(覇王マガジン版)では、バイスとともに八神庵を監視するために登場するが、最後まで庵に倒されるようなことはなかった。また、バイスと共に庵のバンド活動に付き合わされるエピソードもあり、京の通う学校の文化祭に向けてサックスの練習をしている。 鷹岬諒の『ザ・キング・オブ・ファイターズG(ギガ)』では、オロチの長より八神庵の監視を命じられ、バイスとともに草薙京や麻宮アテナ、そして、庵を巻き込んだエディットチーム結成に動くなど物語に重要な役割を演じている。バイスと共に物語全般に渡って暗躍するも、最後は血の暴走を起こした庵によって腹部を貫かれて「一足先に、いって、待っ・・・」と最後の言葉を言い終わらぬうちに絶命した。ちなみに、1巻の裏表紙では京チームの一員としてマチュアが描かれているほか、2巻の表紙をマチュアとバイスの二人が飾っている。 2010年にアメリカで製作された実写映画版ではバイスとの同性愛を匂わせる設定。衣装はゲームとは違った黒いドレスを着用し、トンファーを使うなど格闘スタイルも変わっている。
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