今日のエルジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 14:07 UTC 版)
「エルジン (イリノイ州)」の記事における「今日のエルジン」の解説
エルジンはイリノイ州で最も成長速度の速い都市に分類される。2005年6月、「シカゴ・トリビューン」はエルジン市長エド・ショックが「エルジン市は40年のうちにイリノイ州第2の都市になる」と語ったことを引用した。市の最西部開発戦略は、フォックスバレーを繋ぐ主要小売業回廊になってきたランドール道路西の農地に14,000軒の住宅建設を求めている。エルジン中心街も土地開発業者の関心を惹きつけている。2007年までに総額1億ドル以上をかけた3つの大型住宅開発プロジェクトが完了した。ゲイル・ボーデン公共図書館は新たに3,000万ドルをかけた蔵書量460,000冊を収めることのできる建物に2003年10月に移転した。その他の最近のプロジェクトでは4,100万ドルをかけたレクリエーションセンターであるセンター・オブ・エルジンがある。 市の急速な成長によって交通、スプロール現象および新しい市民に対する市のサービス能力に関して心配を増している。市当局は市の上水処理場が新市民に供給できるだけの十分な能力を持っていると主張している。エルジンは上水の質が良いことで知られており、過去10年間でケーン郡で1番、さらにイリノイ州で1番と言われてきた。 1990年代、イリノイ州北部では川舟カジノを誘致した数少ない都市の一つになった。このグランド・ビクトリア・カジノは当初議論を呼んだが、市の重要な収入源になることが分かってきた。2005年3月時点で年間400万人近い客を呼んでおり、イリノイ州では5番目に観光客の多い都市になっている。グランド・ビクトリア基金にはカジノが1億1,160万ドル以上を寄付しており、市内の非営利団体に助成金を交付している。 市内には少なからぬラオス人社会がある。エルジンは1967年以来ラオスの首都ヴィエンチャンと姉妹都市を結んでいる。店舗やレストランを開店したラオス系アメリカ人もおり、市の多様性を増している。 エルジンの市民社会は大型で多様で実効ある草の根組織集団という特徴があり、社会に誇りを感じ、ボランティアや参加の精神がある。これが認められて2002年には全国市民連盟から2度目のオールアメリカ都市賞を受賞した。 市民団体には以下のものがある。 エルジン中心街地区協会 北東地区協会 ギフォード公園協会 南西エリア地区
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