人物の来歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 21:24 UTC 版)
「エーメ+ヴァン・スウェーデン」の記事における「人物の来歴」の解説
ヴォルフガング・エーメは、ドイツ・ケムニッツ(当時はカール=マルクス=シュタット)生まれ。その後ビターフェルトに移りそこで育った。ビターフェルト園芸学校に進学し、1950年に修了し、ベルリン大学で造園を学んだ。1954年に同大学を卒業し学位を取得。その後造園家ハンス・ヨアヒムバウアーに出会いビター公園の墓地部門に所属し、ヨアヒムバウアーから指導を受けた。 1957年に米国に移住。ボルティモアで同地のブルース・ベーチェルのもとで働いた後、ボルティモア郡公園課に勤務。その一方で個人で庭園の作庭を幾つか引き受けていた。1977年、ヴァン・スウェーデンをパートナーとして事務所設立。ランドスケープアーキテクト・アメリカ協会特別会員 (FASLA)。マグデブルクの公園設計など、1990年以降は故郷ドイツでの仕事も増加したという。ペンシルバニア大学やジョージア大学で非常勤の講師も務めた。2011年に死去。 ジェームズ・アンソニー・ヴァン・スウェーデンは1935年2月にミシガン州グランドラピッズの大規模なオランダのコミュニティで生まれ育った。父親は建設業を営んでいた。 イリノイ州のウィートンカレッジからミシガン大学の建築学科に進学し、1957年に卒業、学位を取得。その後ミシガン大学大学院はランドスケープのクラスに進学、ウィリアム・ジョンソンに師事する。同大学院終了後の1960年オランダのデルフト工科大学大学院に進学し当地の造園を学ぶ。大学院修了後アルステルダムで都市計画の仕事に従事。1964年に米国に戻り、ワシントンでマルコー・オリアリー・アンド・アソシエイツのパートナーとなり、都市デザイナーとして13年を過ごした後、エーメとパートナーシップを組む。2005年に死去。 エーメは豊富な経験から、広範なランドスケープや土地そのものに直接植物を融合させていくという作風が特徴としてみられる。多年草や芝草を多用する手法は、四季折々の変化がみられると同時に、手入れが簡単で維持しやすい特徴を持つ。ヴァン・スウェーデンは建築、都市計画、ランドスケープという幅広い研磨を反映した作風を特徴としている。実績も非常に広範。
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