亮司の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:04 UTC 版)
松浦 勇 演 - 渡部篤郎(特別出演) 質屋『きりはら』の元店員。 亮司の過去を知る一人であり、それをネタに亮司に売春など裏稼業をさせては上納金をピンハネするという関係を作ってはいたものの、自身の生い立ちと亮司の生い立ちを重ね合わせて、亮司に対してある種のシンパシーを感じており、亮司を警察に売るようなことは最後までしなかった。 古賀刑事(後述)に逮捕されそうになった際に揉み合って古賀を殺害してしまうが、その直後に亮司に刺殺され、遺体を唐沢邸の庭に埋められる。 園村 友彦 演 - 小出恵介 亮司のたった一人の友人といえる。 ヤクザの妻との売春中に相手が死んだ事件を亮司が屍姦という方法で庇ったことで、亮司に一生付いて行くと誓う。だが亮司の本当の姿は知らない。亮司は、偽造キャッシュカードや偽造コンピューターゲーム制作などを行っていた時期に、名前の提示が必要な場面では園村の名を騙っていた。 菊池 道広 演 - 田中圭 最初の事件における遺体の第一発見者。 後にその事と、秋吉から入手した洋介と雪穂が写った写真(後述)で亮司をゆするが、亮司が仕組んだアリバイ工作でレイプ事件加害者の疑いがかかることになり、保護観察中だったため、アリバイ証言を条件にゆすりに使用した写真とネガフィルムを亮司に渡すこととなる。 西口 奈美江 演 - 奥貫薫 売春パーティーで亮司と巡り合った女性。普段は銀行員として働いているが、榎本(後述)に唆され横領に手を染めていた。 亮司に銀行員としての知識を伝え、彼らが偽造キャッシュカードを使用し他人の銀行口座から多額の現金を引き出す手助けをする。亮司が自分を逃がすよう手助けしてくれたと思っていたが、亮司は実際には榎本に名古屋に逃げたことを知らせており、短期賃貸マンションに潜伏していたところを榎本の手先に殺害された。 榎本 宏 演 - 的場浩司 奈美江を利用し、金を横領しようとしたヤクザ。 後に亮司に海賊版ゲームソフトの開発をさせる。 秋吉 雄一 演 - 尾上寛之 雪穂の容姿に惹かれ、よく写真を撮っていた、亮司の同級生。 同じく写真が趣味だった伯父が、亮司の父親と雪穂がビルに入る現場の写真を偶然撮影していた事が、菊池が亮司をゆするネタとなる。亮司は、ソフトウェア会社「メモリックス」に入社する時期以降、秋吉の名前を騙っていた。 栗原 典子 演 - 西田尚美 薬剤師。 ふられた直後に偶然亮司と知り合い(実際は亮司が偶然を装って度々遭遇していた)同棲する。小説家のふりをした亮司の要望に応え、勤務先から青酸カリを持ち出す。のちに亮司の子を宿し産むことになる。しかし亮司が秋吉雄一の名を騙っていたため、亮司が自分の元を去り、彼を探していた笹垣に出会って話を聞くまで、その本名を知らなかった。
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