中層階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 02:35 UTC 版)
「城」までの基本的なダンジョンの構造は、固定マップを除き上層階と同じである。いくつかの特殊な固定マップおよびイベントが存在する。 神託所:賢者がおり、金を払って神託を受けることができる。金額の高い高位の神託は「モーロックの聖域」への入り方などクリアするために必須の知識をゲーム中で手に入れる唯一の方法である。(しかし、おそらく大部分のプレイヤーはスポイラーなどのゲーム外からこれらの知識を入手するので、その意味では必須ではない) 倉庫番:ゲーム「倉庫番」を元にした階層。4層からなり、上り階段で進む。 ローグレベル:表示が通常と異なり、rogueのようになる。また死体が残らないなど、rogueのいくつかの設定を継承している。 クエスト:地下13階前後で、「故郷からの呼び声」が聞こえる。この階には故郷へ直行するための魔法の入り口があり、クエストシナリオへの入り口となる。クエストは「故郷の重要なアイテム(クエストアーティファクト)を奪った敵を倒し、アイテムを奪取する」というもので、アイテム・敵・マップなどは職業により決まっている。クエスト自体は7階ほどのダンジョンからなっている。クエスト終了後、クエストアーティファクトはプレイヤーキャラクターが使用できる。また、クリア必須アイテムのひとつが入手できる。 ビッグルーム:仕切りのない階。モンスターが多数いる。出現するかどうかはランダムに決まる。 フォートローディオス:金蔵の中の魔法の入り口から移動する。伝説の王クロイソスの王座があり、大勢の怪物、ドラゴン、衛兵たちもいる。大量の黄金が蓄えられている。 メデューサ:全体が沼地になっており、マップは2種類。メデューサのいる館には彫像がいくつかある。 城:堀に囲まれた砦のなかに死の谷へ降りる手段がある。堀を渡るためには跳ね橋の前で秘密の合図を楽器でならして跳ね橋を下ろすか、その他の方法を案出するかしなければならない。
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