中央集権体制に移行した国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:33 UTC 版)
ネーデルラント連邦共和国1648年独立承認。7つの州からなったが1795年にバタビア共和国が樹立されて消滅。 コロンビア合衆国1861年、新憲法の制定によって成立。グラナダ連合と同様8州により構成されたが1886年にコロンビア共和国に国名を変更し連邦制廃止。 ドイツ国1871年成立。帝政期、共和政期を通して州による地方自治が行われてきたが、ナチス政権期に中央集権化された。 インド連邦1947年にイギリスから英連邦王国として独立した際の体制。1950年に共和制のインドに移行。 インドネシア連邦共和国1949年にオランダから独立した際の体制。国・自治国・自治地域が設定されていたが、オランダ派の国の反乱などにより1950年にインドネシア共和国に移行。 南アフリカ連邦1910年にケープ、ナタール、トランスバール、オレンジの4州による英連邦王国として成立。1961年にイギリス連邦から脱退して南アフリカ共和国に移行した。 エチオピア・エリトリア連邦1952年、イギリス軍政下からエリトリアを加えて成立。1962年にエチオピアが軍政に移行し、エリトリアの自治を廃してエチオピア帝国となった。 リビア連合王国1951年独立。キレナイカ、フェザーン、トリポリタニアによる連邦制を敷いていたが1963年に中央集権体制のリビア王国に移行。 カメルーン連邦共和国1961年、旧仏信託統治領のカメルーン共和国に旧英領地域を加えて成立。1972年に中央集権体制のカメルーン連合共和国に移行。 ドイツ民主共和国1949年成立。1952年7月25日のドイツ民主共和国憲法で州制度を廃止。1990年に連邦制を復活させ、再設置された州が同年10月にドイツ連邦共和国(西ドイツ)へ編入される形でドイツ再統一が行われて消滅。
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