中央大陸戦争後期 ゼネバス帝国滅亡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 10:05 UTC 版)
「中央大陸戦争」の記事における「中央大陸戦争後期 ゼネバス帝国滅亡」の解説
帝国首都陥落から二年後のZAC2041年、ゼネバスは強力な新型ゾイド部隊を引き連れてバレシア湾から中央大陸に上陸し、共和国の防衛線を突破し、帝国領土を奪回する。 共和国はバレシア基地で大量に捕獲したサーベルタイガーを参考に共和国初の大型高速ゾイドであるシールドライガーを完成させる。ところが、ZAC2043年、帝国が恐るべき新型ゾイドを開発中である事が判明。エリクソン大佐率いるシールドライガー、コマンドウルフの部隊が新型ゾイドを開発している研究所を襲撃するが、すでに逃げられたあとであった。そして翌ZAC2044年にそのゾイドであるデスザウラーがロールアウト。十数機のゴジュラスを擁する基地を壊滅させたのを皮切りに、破竹の勢いで共和国領に進撃し、エリクソン大佐のウルトラザウルスをも撃破したデスザウラーの猛威に共和国首都は陥落するが、ヘリック大統領は巨大トンネルにより民衆と共に首都を脱出 ZAC2046年、最後の手段としてヘリック暗殺をねらう帝国軍コマンド、フランツ・ハルトマンが駆る帝国軍改造ゾイド「デスドック」と、共和国改造ゾイド「ケンタウロス」との死闘が展開され、共和国親衛隊長ローザ・ラウリ大尉とフランツ・ハルトマン大尉のヘリック大統領の生死を賭けた対決が展開。両者痛み分けに終わり、ヘリックは後にローザと結ばれる。 ZAC2047年、帝国から共和国科学者のチェスター教授が救出され、共和国の対デスザウラー用のゾイド開発が急がれた。この時期、そのゾイドの開発を巡り、開発を守ろうとする共和国と阻止しようとする帝国の様々な改造ゾイド達が激突しあうことになる。 ZAC2048年、ついにロールアウトした対デスザウラー用ゾイド、マッドサンダーによってデスザウラーは敗れた。 ZAC2051年、ニカイドス島に立て籠もったゼネバスは再び暗黒軍(ガイロス帝国)に協力を求めた。暗黒軍は援軍を派遣し、共和国軍を退けたが、その直後にゼネバス帝国を裏切り、所有ゾイドと兵士達を接収してしまう。この裏切りに怒ったゼネバスは、自ら皇帝専用デスザウラーを駆って暗黒軍に挑むがデッドボーダーに敗れ、ゼネバスは暗黒軍の捕虜となり、ゼネバス帝国は滅亡。ヘリック共和国対ゼネバス帝国の中央大陸戦争は終わったが、ヘリック共和国対ガイロス帝国という新たな戦い(第一次大陸間戦争)の幕開けになるのだった。
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