中央委員会と各機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:57 UTC 版)
「日本共産党中央委員会」の記事における「中央委員会と各機構」の解説
党大会と中央委員会は、中央組織における決議機関と執行機関の関係にある。規約では中央委員会をはじめ都道府県委員会、地区委員会など、各級党組織の執行機関は「指導機関」と総称されている。中央委員会は党大会を召集し、報告と議案の提出を行う(第19条)。大会は原則として2年から3年に1度の頻度でひらくが、特別な事情のもとでは、中央委員会の決定によって、党大会の招集を延期することができる。この規定に基づいて、たとえば、中央委員会は2008年8月の第7回総会で2009年1月に予定していた第25回大会を延期することを決定している。臨時党大会も中央委員会が必要と判断して決議した場合に、前大会の代議員によって、3ヶ月以内にひらくことができる。中央委員会は大会の招集日と議題をおそくとも3ヶ月前に全党に知らせ、党大会の代議員選出の方法と比率も決定する。大会は、基本的には代議員から構成されるが、それに選ばれていない中央委員と准中央委員も評議権を有する。 内部には権限の大きさと任務の内容にしたがって中央委員会総会、幹部会、常任幹部会等の合議制機関が階層的に配置されている。中央委員会総会を最高決議機関とし、常任幹部会や書記局、中央機関紙編集委員会などが日常的な指導や事務処理をつかさどっている。書記局はさまざまな部署に分かれた中央委員会の内部機構を統括している。
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