世界革命浪人になるための諸要件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 05:49 UTC 版)
「世界革命浪人」の記事における「世界革命浪人になるための諸要件」の解説
世界革命浪人たらんとする者は、次の諸要件を兼ね備えなければならない。 家族制度の否定「夫」「妻」「子」「恋人」がいる者は、「私有財産の肯定」を身をもって体現している者であり、真っ先に否定されなければならない。ただ性欲の全面否定・禁欲の勧めというわけではなく、「一夜限りの関係」など一時的なパートナーとしての存在は認める。その結果、誕生した子女については、母親から離され共和国当局が責任をもって養育する。 私有財産の否定前項の人間関係以外の動産・不動産を所有することも無論否定される。既に所有している者は、その権利を放棄して共和国のために共同使用される。 麻薬・アルコールの禁止医師の処方という正当な理由なくして、麻薬やアルコールを用いてはならない。よってこれらの依存症患者は世界革命浪人になる資格はない。 多言語話者世界革命浪人は世界を股にかけた闘争をしなければならないので、最低でも母語を含めて4言語以上を習得しなければならない。例えば日本を闘争の拠点にしている者は、「日本語」「朝鮮語」「琉球語」「アイヌ語」を習得しなければならない。 機動性共和国当局から指令が下ったら、24時間以内に他の場所へ移る準備を完了しなければならない。 もっとも提唱者の太田は、1973年頃に「私有財産を肯定」する結婚をし、その妻を「一時的なパートナー」として離婚することもなく、「終生の伴侶」として添い遂げた。
※この「世界革命浪人になるための諸要件」の解説は、「世界革命浪人」の解説の一部です。
「世界革命浪人になるための諸要件」を含む「世界革命浪人」の記事については、「世界革命浪人」の概要を参照ください。
- 世界革命浪人になるための諸要件のページへのリンク