ヴァリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 09:01 UTC 版)
ヴァリス
- ヴァリス州 (Kanton Wallis) - スイス南部の州。フランス語名に基づきヴァレー州 (Canton du Valais) と呼ばれることが多い。
- グスタフ・ヴァリス (Gustav Wallis) - ドイツ生まれのプラントハンター。
- ヴァリス (フィリップ・K・ディックの小説) (Valis) - 1981年にフィリップ・K・ディックが発表した長編小説。
- 夢幻戦士ヴァリス - 1986年に日本テレネットが発売したアクションゲーム。
- ヴァリス王国 - ファンタジー小説『ロードス島戦記』シリーズの登場国家。
- ヴァリス (Varys) - ファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』の登場人物。氷と炎の歌の登場人物#ヴァリスを参照。
- VALIS - 日本の歌手、バーチャルシンガーユニット。
ヴァリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:28 UTC 版)
王都ロイド。至高神ファリスを奉じる神聖王国で、国民の大半がファリス信者である。南部でカノン王国、東部でアラニア王国、北部でフレイム王国、西部でモスに接しており、文字通りロードス島の中心に位置している強国。 君主制ではあるが世襲は否定し、代々の国王は聖騎士団から選ばれることが慣例となっており、選出する際も過去に王を輩出していない血統が好まれる。「正義と秩序」の名の下に聖騎士団とファリス教団による果断な(ある意味では独善的な)政策を取ることが多い。魔神戦争時には当時のワーレン王が狂気と病に倒れ、後継者が決まらない王不在という異常事態であり、ついに聖騎士団もファリス教団も有効な対策を取り得なかった。魔神戦争後は「六英雄」の一人で、聖騎士団を抜けて単独で「百の勇者」に加わった「白き騎士」ファーンが即位した。 英雄戦争では「英雄王」ファーンを戴き、対マーモ連合の盟主として「暗黒皇帝」ベルドのロードス島統一の前に立ちはだかる。最終決戦で辛くも勝利するが、ファーン王の戦死をはじめ国が傾くほどの大打撃を蒙った。 その後を継いだエト王は、例外的に神官出身であるため「神官王」と呼ばれ、その治世下で国力の回復と旧領奪還に専念する。邪神戦争にも参戦したが、往年の国力にはまだ及ばず、また穏健なエト王の性格もあって、フレイム主導の戦いに加勢する形となる。 宿敵であるロードス最大の勢力ファラリス教団との戦いとなったマーモ島での最終決戦では、暗黒神降臨などの苛烈な反撃に遭い、聖騎士団の2/3と民兵の半数を失う大きな被害を受ける。また、最高司祭ショーデルによる暗黒神降臨の場に居合わせて石化を免れたのは、ファリスの強い加護に守られたエト王ただ一人であった。 終末戦争後にエト王は退位して聖職に専念し、代わってウィントンが国王に即位した。
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ヴァリス
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「氷と炎の歌の登場人物」の記事における「ヴァリス」の解説
Varys “蜘蛛”とも呼ばれるヴァリスは、 ウェスタロスの鉄の玉座のために働く、得体のしれない諜報機関の頭、すなわちスパイの元締めである。流行の服装をまとう禿げ頭の太った宦官であり、いつも人に媚びるような女々しい態度をとるが、貴族にも庶民にも恐れられている。変装の名人であり、人格や見かけを自由に変えることができる。〈赤の王城〉(〈赤い城〉)の多くの秘密の通路に通じている。”小鳥たち”と呼ぶスパイはあらゆるところにいる。子供の頃は、旅回りの一座の俳優だったと言う。魔法使いに去勢されたと言い、ゆえに魔法と魔法使いを憎む。ペントスで盗賊の王として知られるようになり、イリリオ・モパティスの友人となった。情報収集の能力によって、エイリス・ターガリエン二世の宮廷で諜報機関の頭の地位に着き、〈小評議会〉の席を得た。それ以来、王国のために尽くしてきたと言う。シリーズを通して、七王国を弱体化させ、ターガリエン家が侵略しやすいように仕向ける。だが他の人々がヴァリスの意図に背いた行動をとり、その計画は複雑さを増す。ヴァリスは ティリオンが牢獄から脱出するのを手助けして以来、失踪する。その後、エイゴン・ターガリエンのウェスタロス侵略を揺るがしかねない指導力を発揮した、ケヴァン・ラニスターとパイセルを殺す。ヴァリスはHBOドラマシリーズにおいて、コンリース・ヒルが演じる。
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