ワルサー軍団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 01:54 UTC 版)
ワルサー総統 4巻の巻頭巻末に登場した影の正体。宇宙艦隊を率いるワルサー一族当主であり、エリートらしくプライドがとても高く、コケにされるとキレてしまい、本性を現すと目が血走り牙を剥く。理知的でスタイリッシュを気取っているが、ヒーローたちから「悪さをするからワルサー」というネーミングセンスに大爆笑される。嫌がるズキンと結婚するため、地球を侵略を目論む。一夫多妻であり、妻が930人(いずれも地球外生命)いる。最後はモドキング一味の造反により戦力を失い、怒りに任せてブラックホール発生装置で地球を破壊しようとするも、花形号の下敷きになってブラックホール発生装置共々宇宙に消えた。元ネタは『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー総統。 手下のロボット どれも左門豊作に似たマヌケな外見をしている。ズキンにスープを注がれてぶっ壊れるなど非常にお粗末な作り。 ワルサー艦隊 ワルサーが所有する大艦隊。パイロットは全員、上記のロボットとダース・ベイダーっぽい指揮官。隙間無くびっしりした編隊を組んでいたため、環状線式重力発生航行をしていた花形号の通過を避けようとしたはずみで隣艦とぶつかり合って全滅する。 キングラララ 名前を笑われ激怒したワルサーが放った巨大怪獣。ウーターマンの数倍はある巨体を有した五つ首のドラゴン。宇宙で活動するため体の穴という穴を全力でふさいでいるため、呼吸もままならず長く活動できないという欠点があり、ウーターマンのしょうもない一撃で窒息死した。元ネタはキングギドラ。 メートル ワルサー軍というより、モドキングが作った改造人間。アルコールを飲むとメートルが上がり(死語)戦闘力が高まる。足に電磁石を内蔵しており、無重力の艦内でも床に足を固定することで安定した攻撃を繰り出せる。帽子にミサイルや酸素ボンベを内蔵している他、手に持つ鞭を武器としている。宇宙での闘いに慣れていない仮名ライダーを追い詰めるが、アルコールと酸素を用いた火炎放射でトドメを刺そうとした時、バランスを崩して自爆した。元ネタは『銀河鉄道999』のメーテル。 七色の彗星サァ モドキングが開発したとぼけた名前のロボット。秒速10kmという驚異的なスピードを誇るが、急旋回すればパイロットが重力でつぶれそうになる上、機関砲を撃てば速過ぎるためまったく当たらないと、その性能をいまいち活かせない。元ネタは『機動戦士ガンダム』の赤い彗星シャア及び彼の愛機シャア専用ザク。
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