ワイキキ食堂関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 22:00 UTC 版)
「江の島ワイキキ食堂」の記事における「ワイキキ食堂関係者」の解説
オードリー ワイキキ食堂の飼い猫で本作の主人公。性別はメス。模様はハチワレで左太腿にハート模様を持つ。人語を解し人語を話す。名前の由来は頼の祖父正助が好きだった女優 オードリー・ヘップバーンから。 作者が飼っている猫をモデルとしている。 性格は悪い。またずる賢く、プライドも高め。その所為もあってか、いろいろな事件に巻き込まれたり、逆に事件を起こしたりしている。 人語を話すことから、人間のような思考をする頭の良い猫。そのため、ラジオに投稿したり、クイズ番組に身元を隠して出たりしている。 飼い主の頼のことが大好きで、彼の恋のお手伝いをしたり、反対に邪魔をしたり、店のためを思って行動したりしているが、空回りすることが多い。 当初は純粋に頼とヒカリの仲を取り持っていたが、いざ2人が急接近すると嫉妬心からヒカリに妨害を仕掛ける事も多くなる。しかしヒカリこそが頼の相手に相応しいとも思っており、貧乏神に「2人を応援したいのか邪魔したいのか」と聞かれると「両方」と答えている。 頼含め自分が喋る特別なネコであることは、一部の人間を除いて、秘密にしている。 食い意地が強く、頼の店からよく盗み食いをしたり、頼の与えるキャットフードに文句を言ったり、願い事に鰹節100年分を要求するなどしており、一人でドンペリの瓶の三分の二空けたりしている。大好物は鰹節。 実は相当長生きしているネコで、過去、ある事件に巻き込まれてしまったため不老不死のこの世ならざる猫となってしまった。 過去に命を助けられた東雲花魁に貰った名前「カタバミ」を頼の前に現れる前、頼の祖父、正助と交流していた時代まで使っていた。正助のもとを去ったあとブラジルにいる正助の親戚のもとへ向かう。その後に日本で拾われた家では、「サクラ」という名前だった。 脳の容量は普通のネコと変わらず、頼が17歳の時、それまでの記憶を失くしてしまう。また、記憶の容量が少ないせいで、過去編の最後に大きな決断を迫られる。 記憶を失くしてから、過去と比べ砕けた性格になっている。 片瀬頼(かたせ より) ワイキキ食堂の店主。20代の 眼鏡男子。イケメン。 性格は真面目。だが、鈍感で怖がり。 高校生の頃から趣味で料理を作っていた。そのため、料理に対する情熱は熱い。 高校卒業のあとホテルで料理の修行をしていたため料理の腕は一人前。そのため店の料理の評価はかなり高い。 幼馴染のヒカリと恋人関係。 取材は来るが、店の経営はオードリーに付きまとう貧乏神に左右される。 浦島ヒカリ(うらしま ひかり) 頼の幼馴染で、江の島の土産物店江光商店の跡取り。20代。大学生。 頼に10年片想いをしていたが、今は彼と恋人関係。 ワイキキ食堂に頼の手伝いとしてよく遊びに来る。 手先は器用ではないというより、行き当たりばったりの手順で進めてしまうため、デザート作りなど上手くいかず、頼のためにプレゼントを作ろうとした際も、姿を隠したオードリーに手助けされてようやく作り上げることができた。 親族は、頼の母たちとともに女子会を開いている母のほかに、リカという従妹とその子供のリクという少年がいる。
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