ロッド (単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 10:27 UTC 版)
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ロッド (rod) ポール (pole) パーチ (perch) |
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![]() ドイツ・ミュンスターの旧市庁舎の半ロッド(Halbe Ruthe)の銘板 |
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系 | ヤード・ポンド法 |
量 | 長さ |
SI | 正確に 5.0292 m(国際フィートに基づく場合) |
定義 | 16.5フィート |
ロッド(rod)・ポール(pole)・パーチ(perch)は、ヤード・ポンド法における長さの単位である。複数の名称があるがどれも同じ長さで、16.5フィートである。イギリスではフィートとして国際フィート(正確に0.3048メートル)を用いるので、1ロッドは正確に 5.0292メートルである。これに対してアメリカでは、ロッドは公式には測量フィート(正確に1200/3937メートル = 約0.304 800 609 601 219 メートル)に基づく単位であるので、1ロッドは約5.029 210 048メートルである。
ロッドは、チェーンの4分の1、ハロンの40分の1である。1チェーン×1ハロンの面積を1エーカーという。すなわち、1エーカーは160平方ロッドである。
ロッド・ポール・パーチはどれも竿や杖などの棒状のもののことであり、測量のために用いた棒(日本でいう「間竿(けんざお)」)の長さに由来する。かつては、4分の1チェーンの長さの金属製の棒が土地の測量に用いられていた。
ロッドは、カヌーの分野では今でも用いられている。それは、カヌーの長さがほぼ1ロッドであるためである。
「パーチ」は、長さの単位としてだけでなく、面積や体積の単位としても用いられる。面積の単位としては一辺1パーチ(ロッド)の正方形の面積である。体積の単位としては、16.5フィート×1.0フィート×1.5フィート(24.75立方フィート、約0.70立方メートル)で、石細工の分野で用いられる。
「ロッド (単位)」の例文・使い方・用例・文例
- ロッドが満月に弧を描きます
- ホットロッドはアメリカで生み出された。
- 彼女はそのプッシュロッドの構造を改善した。
- 右手には、いかにも、『魔法少女アイテムです』と言わんばかりの怪しげなロッドが握られていた。
- ロッドはジョンの向かいに住んでいる。
- お父さんは私がニムロッド・ニックと付き合っていることを知ってかんかんに怒った。
- 高温燃料ロッド
- 型打ち機を通すことにより、直径を減少させる(ワイヤーまたは金属ロッド)
- 現存する未開の人々に共通して見出せるグラフィックアートの実例−エドワード・クロッド
- ロッドを曲げる
- 好気性菌のロッド形の胞子を作るバクテリア
- 嫌気性であるか微好気性であるロッド形または軸状の腐生植物
- エプシロン毒素を生産する嫌気性グラム陽性ロッド・バクテリア
- 不遊ロッド形のグラム陰性腸内細菌の属
- 様々なロッド形のグラム陰性バクテリアの総称
- 彼らがエクササイズを行う際の、体操選手への補助として用いられる水平ロッド
- 機械部分を制限する、誘導する、あるいは固定するためにロッドまたはシャフトの上に固定された短いリング
- 運動を送るロッド(特に回転車輪を往復運動しているシャフトに接続するもの)
- 中央で伝送線が接続している2つのロッドから成る波長の半分の長さのアンテナ
- 釣り糸を延ばすために釣りにおいて使われる木、鋼またはファイバーグラスのロッド
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