ロックオンシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:58 UTC 版)
「ソニック&ナックルズ」の記事における「ロックオンシステム」の解説
本作では、カートリッジ上部の端子に他のソニックシリーズやメガドライブ用カートリッジを装着することで多彩なゲームを遊ぶことができる。カートリッジによって以下の効果が現れる。 ソニック・ザ・ヘッジホッグ、または、その他のメガドライブ用カートリッジ ソニック3と本作におけるスペシャルステージ「ブルースフィア」が単独でプレイできる。差し込んだカートリッジによって、ステージは変化する。 通常、「ソニック2」「ソニック3」以外のカートリッジを挿して起動するとタイトル画面に「NO WAY!」という文字が表示される(「このカートリッジでは遊べない」の意味。説明書にも「故障の原因となるので差し込まないでください」と書いてある)が、ここでA・B・Cボタンを同時に押せばブルースフィアのゲームが遊べる(移植版ではボタン入力が異なる)。 また、ゲーム開始時にボタンを押すと色が変わることがあるが、これはキャラクターの選択である。青はソニックで赤はナックルズになっており、どちらも能力は同じである。ソニック・ザ・ヘッジホッグの場合 ソニック・ザ・ヘッジホッグのカートリッジを差し込んだ場合のみ、収録されている2億6千通り以上全てのスペシャルステージを遊ぶことができる。普通にクリアした場合は次のステージへ1つ進むが、リングを全部取った状態でクリアするとステージを10個飛ばすことが可能である。クリア時に表示される12桁の数字のパスワードをメモをして、ゲーム開始時に前回クリアした時のパスワードを入力すれば続きから始めることができる。 その他のメガドライブ用カートリッジの場合 それ以外のカートリッジの場合はタイトル画面の色が異なっており、差し込んだカートリッジに応じたステージを1つだけ遊ぶことができる。パスワードの入力はできないが、クリア時にそのステージのパスワードが表示され、上述した「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のカートリッジを差し込んだ場合にこのパスワードを入力することで、同じステージがプレイ可能である。 ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 ソニック2のコースを、同作に登場しないナックルズで走破する「ナックルズインソニック2」が遊べる。ただしソニック・ザ・ヘッジホッグ2にあったVSモードは遊べなくなり、完全な1人用ゲームになっている。 壁登りをする事でソニックやテイルスでさえも届かない場所に行ける他、チェックポイントを通過した時点で獲得していたリングの枚数が記録されており、ミスをしてチェックポイントに戻された時のリングは0にならなくなった。 スペシャルステージのクリア条件も簡単になっており、すぐにカオスエメラルドを7つとも集めたりする事ができる。ただしジャンプ力が低いために、各所のボス戦には多少苦戦することになる。 Wiiバーチャルコンソールでロックオンシステムを再現するために解析を行ったM2の代表取締役堀井直樹によると、ソニック&ナックルズのカセットにナックルズインソニック2のデータがすべて入っているという。 ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 「ソニック3&ナックルズ」として、両作のステージを続けてプレイ可能になる真の本編ゲーム。 ソニック3では対戦モードしか使用できなかったナックルズが同作の本編ステージをプレイ可能になり、ソニック&ナックルズ単体ではソニック編EDのみに登場のテイルスもソニック&ナックルズのステージへ行くことができるようになる。 またソニック3のセーブ機能によりソニック&ナックルズのステージもセーブ可能になり、セーブデータは8つに増加される他、ソニック3での共通サウンドと音楽の一部がソニック&ナックルズのものに変更される。 『ソニック ジャム』『ソニックメガコレクション』やバーチャルコンソールでも同様の効果が行えるが、『メガコレクション』では隠しゲームとなっているため、出現条件を満たさないと遊べない。またバーチャルコンソールでは同じWiiショッピング上で、他のソニックシリーズを購入することでロックオン機能が動作するようになっている。なお、いずれの移植版においても、「ブルースフィア」における「ソニック1」以外のゲームを利用したロックオンは存在しない。
※この「ロックオンシステム」の解説は、「ソニック&ナックルズ」の解説の一部です。
「ロックオンシステム」を含む「ソニック&ナックルズ」の記事については、「ソニック&ナックルズ」の概要を参照ください。
- ロックオン・システムのページへのリンク