ロシア連邦・ソビエト連邦
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「メタルギアシリーズの用語一覧」の記事における「ロシア連邦・ソビエト連邦」の解説
スペツナズ (Spetsnaz) GRU管轄下の特殊任務部隊。ただし、本来は、特殊部隊を示すロシア語が「スペツナズ」であるため、スペツナズという単語は部隊名ではない。MGS3作中に登場するGRU兵のほとんどがスペツナズ隊員であるが、特に山猫部隊はスペツナズ内の精鋭部隊で、各スペツナズの隊員をさらに選抜したエリート部隊である。元GRU大佐であるセルゲイ・ゴルルコビッチの私兵部隊内にもスペツナズOBが多数存在する。アウターヘブンで秘密の独房の番人をしていたショット・ガンナーも、かつてスペツナズに所属していたとされる。 『MGSV: TPP』ではKGB所属のスペツナズがアフガニスタンに展開し、一部のミッションではその指揮官がヴェノムのターゲットとなる。 山猫部隊 (Ocelot Unit) スペツナズの一つで、各スペツナズからさらなる選抜を受けた隊員で構成されるスペツナズ内の精鋭部隊。隊長は若かりし頃のオセロット少佐。一般のスペツナズ兵士よりも高度な戦闘訓練を受けている。兵装もスペツナズ兵士とは異なり、赤いベレー帽に黒基調の戦闘服といった独特のデザインが採用されている。主武装はAMD-63の試作カービン型で、場合によりスコーピオンも用いる。狙撃兵はSVDを使用する。他にはM37や M63といった西側の鹵獲兵器をよく用いている。当時最新式のスタン・グレネードを装備しているなど、精鋭部隊だけあって装備は充実している。 『MGSV: TPP』では同部隊との関連は不明ながら、ダイアモンド・ドッグズの隊員の中に同様の姿をした者が登場している。 ヴィンペル部隊 KGBに所属する特殊部隊。アルファ部隊、ヴェータ部隊とならび、KGBの特殊部隊としては有名。主な任務は、公式には原子力施設等の防護であるが、対テロ要員不足のため、アルファ部隊と共にチェチェンに投入されている。旧ソ連時代は、KGB第1総局(対外諜報)「S」局(非合法諜報)の下に位置し、偵察、破壊工作を担当していた。バルカン・レイブンが、旧ソ連時代にヴィンペル部隊と共に特殊作戦に従事していた。 オモン (ОМОН; отряд милиции особого назначения) 特別任務民警支隊または民警特殊任務部隊。ロシア内務省に所属する警察系特殊部隊。ソ連崩壊時にオセロットが所属していたとされたが、これは偽装であった。 第40軍(MGSV: TPP) アフガニスタンに侵攻したソビエト連邦軍の一個軍で、十数万の兵力を有する。カブール北方の地域を実効制圧圏としており、スカルフェイス率いるX.O.Fと協力関係にある一方でCIAが支援するムジャヒディンと交戦している。劇中でヴェノムが対峙するのは同軍所属の親衛空挺連隊(Soviet Guards Airborne Regiment)であるが、構成は歩兵や狙撃兵のみならず、装甲戦闘車両部隊や攻撃ヘリコプター部隊も存在するなど多岐に及び、加えて中央ベースキャンプの様な重要拠点にはソ連の最新鋭兵器であるウォーカーギアも配備されている。これらの武器や装備は基本的にソ連系であるが、一部の兵士はムジャヒディンから鹵獲したと思しき米国系の武器も所持している。
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