レミングに対するコマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:24 UTC 版)
「レミングス」の記事における「レミングに対するコマンド」の解説
指令を受けたレミングは、次に挙げる行動が出来るようになる。レミングへの指令はものによってはキャンセルが可能である。また、全てのスキルは使用中レミングの移動速度が通常より遅くなる クライマー (Climber) 壁登りの技能を得て垂直な壁を登れるようになる。ただしレミングは80°くらいまでの壁なら普通に登ってしまえる。また、登っている面の上部が何ドットか張り出していると落下するねずみ返し現象が発生する。よって使うタイミングと場所の見極めがきわめて重要である。 フローター (Floater) 落下傘を得て高いところから落下しても死ななくなる。落下速度=移動速度も減少する。 ブロッカー (Blocker) 立ち止まって壁になり後から来る仲間をUターンさせる。一度指示するとボンバー(ヌーク)で自爆させるか、ブロッカーの足元の床を掘るまで解除できない(一部作品では左右どちらかに移動を指示して解除することが可能)。ちなみに、段を建設中のブリッジビルダーも反転させる事ができる。3Dレミングスでは奥方向に曲がらせるなども可能であった。 ブリッジビルダー (Bridge Builder) 道のないところに階段のような段を作る。一定量まで段をつくるか、頭などが引っかかるか、死亡するまで建設をつづける。 バッシャー (Basher) 横方向に穴を掘る。実行時レミングの目の前に壁がないと無意味(一瞬だけ掘る動作をして空振りになる)。鉄板や岩(?)などの硬いものは掘れない。 マイナー (Miner) 斜め下方向に穴を掘る。これを上手く利用すれば、下から上に上るときの通り道を作ることができる。鉄板や岩(?)などの硬いものは掘れない。 ディガー (Digger) 足元に縦穴を掘る。これを利用して、掘れる壁を即席の移動ルートに仕立て上げたりするという高等テクニックも存在する。さらにブロッカーが無い時に少し掘ってブリッジビルダーで止めておくのも手。鉄板や岩(?)などの硬いものは掘れない。 ボンバー/ボム(Bomb) カウントダウンした後自らが爆発して、周囲広範囲を吹き飛ばす。レミングス2以降では爆弾を抱え持っているタイプのボンバーもいる。これは爆発しても死なない。尚落下中に自爆する(または掘れる壁と隣接している部分で起爆する)と、鋼鉄の壁を吹き飛ばすことが可能である。 ヌーク/ヌック(ハルマゲドン)(Nuke) 画面上のレミングが全てボンバーになる。各ステージ1発限りの命令。何らかの理由でステージクリア不可能になった場合や、他のレミングを誘導完了した後に残っているブロッカーに対してまとめて爆破命令をする際に用いる。 スーパーファミコン版では単なる「爆弾」とされている。 PlayStation Portable版およびPlayStation 3版ではヌークコマンドが削除されている。代わりにメニューからゲームのやり直し・クリア(ゴールしたレミングがいる場合)を選ぶことができる。また画面上に残ったレミングが全員ブロッカーになった時にも、クリア判定が自動的に行われる。 クライマーとフローターは同時に付与できる。両方の能力を持つレミングはアスリート(Athlete)と呼ばれる(Windows版など、機種によっては画面にAthleteと表示されない)。 レミングス2などでは水面を泳げるスイマー(Swimmer)をはじめ、多くの技能が追加されている。
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