ラグビーワールドカップ日本招致活動とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ラグビーワールドカップ日本招致活動の意味・解説 

ラグビーワールドカップ日本招致活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/11 13:18 UTC 版)

ラグビーワールドカップ日本招致活動(ラグビーワールドカップにほんしょうちかつどう)は、ラグビーワールドカップ日本開催するための活動。日本第7回大会(2011年)への招致を目指していたが、2005年平成17年)、招致に失敗。引き続き、第8回大会第9回大会での開催を目指すべく招致活動が行われ、2009年(平成21年)7月28日2019年の第9回大会の開催地に決定した。

概要

1987年昭和62年)に第1回大会が開催されて以降、開催地域はヨーロッパオセアニア地区等、ラグビー強豪国での開催が続いており、2004年平成16年)に初のアジア開催を目指して、日本ラグビーフットボール協会が第7回大会(2011年)での開催招致に乗り出した。第7回大会には、日本・ニュージーランド南アフリカの3カ国により開催が争われたが、2005年(平成17年)11月に行われた国際ラグビー評議会(IRB)での決定はニュージーランドであった。非公式ではあるが、第1回目の投票ではニュージーランドが8票、日本が7票、南アフリカ4票であり、南アフリカを外しての決選投票2回目では、ニュージーランドが12票、日本が9票であった[1]。第7回大会の招致活動には敗れたものの、日本開催への評価は高く、第8回大会(2015年)・第9回大会(2019年)の開催を目指して、招致活動が進められた。

なお、いずれの招致委員会とも元内閣総理大臣森喜朗が招致委員会の委員長を務めた。

招致運動の経緯

第7回大会(2011年)の招致活動
第8回大会(2015年)または第9回大会(2019年)の招致活動

開催会場候補

第7回大会(2011年)

第7回大会(2011年)招致活動において、開催会場候補として2005年(平成17年)5月に公表した9会場は次のとおり。

第9回大会(2019年)

招致における候補地であり、開催決定後の開催地検討状況とは異なる。ラグビーワールドカップ2019を参照。

第8回大会(2015年)または第9回大会(2019年)の日本開催を企図して行った招致活動において、開催会場候補とされた日本9会場とその他アジア2会場は次のとおり[3]。香港およびシンガポールでは、予選プールの試合を計10試合開催予定[3] だが、国際ラグビー評議会が日本国外の会場での開催に難色を示しているため、国外開催予定分を国内の別の会場で行う可能性がある[4]

  • 呼称はプレゼンテーション当時のもの。
  • ラグビー専用、あるいは、ラグビーモードがあるスタジアムは太字
広域自治体 競技場 収容人数 画像
日本 北海道 札幌市 札幌ドーム 41,484人
宮城県 仙台市 ユアテックスタジアム仙台 19,694人
東京都 新宿区 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場 50,339人
東京都 港区 秩父宮ラグビー場 27,188人
神奈川県 横浜市 日産スタジアム 72,327人
愛知県 豊田市 豊田スタジアム 45,000人
大阪府 大阪市 長居スタジアム 50,000人
兵庫県 神戸市 ホームズスタジアム神戸 34,000人
福岡県 福岡市 レベルファイブスタジアム 22,563人
中国 香港特別行政区 湾仔区 香港スタジアム 40,000人
シンガポール 加冷 シンガポール・スポーツ・ハブ[5] 55,000人

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラグビーワールドカップ日本招致活動」の関連用語

ラグビーワールドカップ日本招致活動のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラグビーワールドカップ日本招致活動のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラグビーワールドカップ日本招致活動 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS