モハ3500形・モハ3550形とは? わかりやすく解説

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モハ3500形・モハ3550形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 14:30 UTC 版)

北陸鉄道サハ1000形電車」の記事における「モハ3500形・モハ3550形」の解説

モハ3501 モハ3551 1961年昭和36年7月モハ3501が、翌1962年昭和37年6月モハ3551が新製され、2両とも浅野川線投入された。本グループモハ3010形設計をほぼ踏襲しているが、新製時より前後正面とも貫通構造とされた点が異なっている。2両ともほぼ同一仕様とされた本グループであるが、運転席窓のワイパー位置屋根ベンチレーター配置など細部相違点見られるまた、モハ3501には車内放送装置設置され、これは浅野川線所属車両では初採用装備であったモハ3501の主要機器新製され、モハ3300形同一機器搭載しており、台車日本車輌製造ND4Dを装備する対してモハ3550形の主要機器モハ850形廃車発生品が流用されており、制御器は手動加速のHL-74、主電動機三菱電機製MB-172NRであった台車従来車発生品である釣り合い式の日本鉄道自動車工業NT-28を装備する。なお、当時浅野川線ポール集電方式採用していたことから、パンタグラフ関連設備は2両とも準備工事のみ施工され1962年昭和37年)にZ型パンタグラフ搭載し、さらに同年のうちに菱形パンタグラフ換装された。 モハ3501は1964年昭和39年)にモハ3300形同時に南線転属し、同線の全廃まで使用された後、1971年昭和46年)に浅野川線復帰している。モハ3551は終始浅野川線から転属することなく使用されモハ3730形とともに線区間での転属の多い北鉄では異例存在であったモハ3501は浅野川線復帰に際してモハ3570形3571の廃車発生品を流用し主制御器はHL-74、主電動機三菱電機製MB-64C、台車釣り合い式の近畿車輛KT-10にそれぞれ換装された。同時期にモハ3551についても台車を含む主要機器モハ5100形5103の主要機器換装に伴う発生品に換装され、機器換装後のモハ3501と同一仕様揃えられたことから、以降形式実質的な差異なくなったその後前照灯シールドビーム化、運転席窓の安全ガラス化、側窓のユニットサッシ化等が施工されている。

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