モハ32形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:04 UTC 版)
本系列の基幹となる制御電動車で、1930年度予算で32両(32001 - 32032)、1931年度予算で13両(32033 - 32045)が製造された。編成構成の関係で、32001 - 32013はすべて上り(奇数)向き、以降は奇数番号が上り、偶数番号が下り向きである。付随車の他形式と異なり、本形式は17 m級車体で窓配置はdD1121D1で定員は100名(うち座席66名)となっており、扉間のボックスシートは片側6組で、そのスペースを確保するため前位側の客用扉が前に寄せられて、その分客室の運転室背面部がクハ47形と比べて200 mm狭く、車体レイアウトは前後非対称である。
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