メガリ・イデアとは? わかりやすく解説

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メガリ・イデア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 04:43 UTC 版)

メガリ・イデアギリシア語: Μεγάλη Ιδέα 「偉大なる思想」の意。ギリシア語ラテン翻字: Megáli Idéa)は、ギリシャ王国の国王オソン1世によって唱えられた、ビザンツ帝国の復興を目指した[1]国家主義ギリシア民族主義民族統一主義)思想。ギリシャ化したヴラフ人アリ・パシャの息子の侍医であったイオアニス・コレッティスが初めて用いた[2]大ギリシャ主義とも[3]


注釈

  1. ^ アナトリア西岸~北岸部には古代からミレトスエフェソスハリカルナッソスシノペトレビゾンドなどのギリシャ人の殖民都市が築かれていた。
  2. ^ これらの地域は古代には古代ギリシア植民市ヘレニズムの諸王国、古代末期から中世にかけてはビザンツ帝国の領土で、ギリシャ系住民が古代から多く住んでいた地域である。
  3. ^ コンスタンティノス1世はビザンツ帝国最後の皇帝コンスタンティノス11世パレオロゴスを直接継承する者としてコンスタンティノス12世という称号を名乗る事を希望していた[11]
  4. ^ 当時、スミルナはアテネよりもギリシャ人口が多かった[13]

脚注



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