メガトーキョー
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「フレッド・ギャラガー」の記事における「メガトーキョー」の解説
詳細は「メガトーキョー」を参照 ウェブコミック『メガトーキョー』は、2000年8月14日にその1話の連載が開始された。当初は、Megatokyo.comのドメイン名を所有していたロドニー・キャストンが連載開始後1年半、原作を多く担当し、ギャラガーは作画を担当する共著の形であった。創作性の相違(ギャラガーによる声明。英文)により、2002年5月にキャストンがギャラガーに著作権を売却し、以降ギャラガーが単独で原作と作画を担当している。勤務先であった設計事務所からレイオフされたことと、当作品の成功により、2002年10月ギャラガーは創作活動に専念することを決めた。『メガトーキョー』はウェブサイトですべて無料公開されていることが特徴で、各話にギャラガーによるコメントが付けられている。 単行本としての『メガトーキョー』は、『ニューヨーク・タイムズ』紙のブック・レビュー欄で11位を獲得した。ウェブコミックとしての当作品は2008年現在、月間ユニークユーザー数260万人、月間ページビュー1,370万に達している。日本では講談社が当作品の翻訳権を取得し、日本語版が現在1巻まで刊行されている(訳者は椎名ゆかり)。 キャストンと共著であった当初の『メガトーキョー』は、速いペースでストーリーが展開するスラップスティック・コメディの様相を呈していた。ギャラガーが単独で原作と作画を担当するようになってから、ストーリーのペースは遅くなり、複雑な登場人物の性格設定と人間関係が特徴となった。ギャラガーのストーリー、キャラクターデザイン、演出には日本の漫画と恋愛シミュレーションゲーム、美少女ゲームの影響を見ることができる。この作風を高く評価する評論家がいる一方で、作品の前半と作風が異なるため、わかりやすいスラップスティックを期待するファンからは不評をかっているようである[要出典]。ギャラガーは『メガトーキョー』の作画に鉛筆を用いている。コマの枠線を含むすべての原稿は、ギャラガーが鉛筆のみで作画しスキャンしたものである。
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