メイソン家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 19:01 UTC 版)
「サイレントヒルのキャラクター」の記事における「メイソン家」の解説
ハロルド(ハリー)・メイソン 『1』の主人公。『3』『ゼロ』の登場人物。職業はライター。 『ゼロ』のエンディングにて、妻と共に路上で赤子(アレッサの魂の片割れ)を拾い、シェリルと名付け養女にした。それから三年後に妻を病気で失った。『1』の数日前、纏まった休暇をもらい、シェリルの提案でサイレントヒルへ観光目的で訪れることを決める。『1』のオープニングにて、車でサイレントヒルへ向かうが、突如路上に現れたアレッサの幻影にあわててハンドルを切り損ない、転落事故を引き起こす。事故を機に娘が行方不明になったため、娘の姿を求めてサイレントヒルの町を奔走する。 『1』の序盤に出会った警官シビルと協力し、謎の女性ダリアの助言通り「少女の姿をした悪魔」とされるアレッサを追い、ダリアから渡されたオブジェ、フラウロスでアレッサを無力化し、追い詰める。しかしその直後に本性を露にしたダリアの口から、自分が騙されていたことを知り、絶望するが、シェリルとアレッサの両方を救いたいと思うようになり、異世界の最深部を目指し、最後はアレッサから生み出された神を倒し、アレッサとシェリルの生まれ変わりである赤子を抱き抱えながら異界から脱出した。その後、その赤子に再びシェリルと名付けるが、教団の目を欺くためにヘザーという偽名を名乗らせる。ヘザーが3歳の時、ポートランドにて追跡してきた強盗に変装した教団メンバーを殺害している。 『3』の冒頭、ヘザーと電話で会話した後、ヘザーが自宅にたどり着く前にクローディアの傀儡であるクリーチャー「ミショナリー」に暗殺された。 また、『3』では、彼が書いた日記や手記を入手できる他に、『1』のセーブポイントであるメモスタンドに彼が書き残したメモを実際に読むことができる。さらに、ヘザーが常に持ち歩くペンダントや、自宅で入手できるスタンガンは彼の遺品である。特に、ペンダントに入っているアグラオフォティスの結晶は、ヘザーが神との因縁に決着をつける決定打となり、死後も娘を守り続けた。 因みに、雑居ビルで異世界に移行する際に聞こえる、「侵食されているんだ。もう一つの世界に」という台詞は、『1』でのハリーの台詞である。 ジョディ・メイソン ハリーの妻。『1』の四年前に病死しており、『ゼロ』のエンディングと『1』のオープニングにのみ登場する。ハリーと共に路上で赤子を拾い、シェリルと名付け養女にした、シェリルの名付け親。病弱で、子供を産むのが難しい状態だったらしい。
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