ミッドナイトランブラーとは? わかりやすく解説

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ミッドナイトランブラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 21:01 UTC 版)

ミッドナイトランブラー』は、JFN系で2005年4月1日から2007年3月30日まで放送されていたラジオ番組である。なお、後番組は『DAY BREAK FRIDAY』。

番組概要

1週間で起こった三面記事的なネタからいろんなゲストまでがいろいろ登場する番組。ちなみに正式タイトルには番組コンセプトが織り込まれ、「ラジオPeopleにサウンド・エールを送る週末応援番組 ミッドナイトランブラー」としていた。

番組は2005年3月25日まで放送された『MEGA HITS RADIO』(土曜1:00 - 土曜3:00)と『IR3 JAPAN』(土曜3:00 - 土曜5:00)の後番組としてスタートしており、2つの枠を統合した4時間の放送枠となっていたが、両番組時代からの流れもあって、フルネット局は少ない(後述)。この次番組である『DAY BREAK FRIDAY』ではトータルでは4時間であるものの、3時を境にした2部構成となった。さらに第2部はJFNCの事前収録番組2本が入ることとなる。

ここまで、東京地区では放送されておらず、箱番組を連ねていたが、『ミッドナイトランブラー』誕生から1年後の2006年、『シネマ・デリ』や『Music Storage』といった箱番組を含みながら4時間の生放送を行う『茂木淳一のバーチカル・ドロップ』を東京地区ローカルで行ったが、1年でとん挫し、再び箱番組が連なる枠へ戻った。

2010年4月からはこれまで平日帯であった『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』が金曜縦長4時間となる形で『やまだひさしのラジアンリミテッドF』へリニューアル。こちらは全局フルネットになっていたが、2018年4月改編より再び未ネット局が発生。2018年10月からは東京地区でも3時飛び降りとなり、3時を境に番組が分離した後は東京地区では打ち切られている。

パーソナリティ

ネット局

放送時間は毎週土曜1:00 - 土曜5:00(金曜25:00 - 29:00)だが、4時間フルネットはごく限られた地域のみ。ほとんどの放送局は、26:00(深夜2時)から飛び乗って放送していた(ネット局参照)。

1時スタート

(※)第2・4週のみ25:00 - 26:00 AIR JAM NIGHT(Date fm制作)を放送。'

2時スタート

3時スタート

  • FM-NIIGATA(25:00 ビリケンの夜から朝礼◇25:30 ロンナイ◇26:00 放送室)
  • Kiss-FM KOBE(25:00 クラベーション◇25:30 メリケン・パンチ・アウト◇26:00 渡辺貞夫ナイトリーユアーズ)'

番組内容

テーマ曲

エピソード


JFN 金曜 25:00 - 29:00枠
前番組 番組名 次番組
MEGA HITS RADIO
(2003年10月 - 2005年3月)
※25:00 - 27:00
IR3 JAPAN
(2003年10月 - 2005年3月)
※27:00 - 29:00
ミッドナイトランブラー
(2005年4月 - 2007年3月)
DAY BREAK FRIDAY
(2007年4月 - 2010年3月)

ミッドナイト・ランブラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 01:21 UTC 版)

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ミッドナイト・ランブラー
ローリング・ストーンズ楽曲
収録アルバム レット・イット・ブリード
リリース 1969年12月5日[1]
規格 レコード
録音 1969年2月、5月、10月
ジャンル ブルースロック
時間 6分53秒
レーベル デッカ・レコード
ロンドン・レコード[1]
作詞者 ジャガー/リチャーズ
作曲者 ジャガー/リチャーズ
プロデュース ジミー・ミラー
レット・イット・ブリード
(5)
ミッドナイト・ランブラー
(6)
ユー・ガット・ザ・シルヴァー
(7)
ミュージックビデオ
「Midnight Rambler」 - YouTube

ミッドナイト・ランブラー」(Midnight Rambler)は、ローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ1969年のアルバム『レット・イット・ブリード』収録曲。

解説

ストーンズの楽曲では珍しく、リズムやテンポチェンジを繰り返す、7分近い長尺の曲。出だしは典型的なブルースロック・スタイルのシャッフル・ビートで始まるが、間奏に入ると共に徐々にテンポが上げられ、ビートもシャッフルからノーマルに変わっていく。演奏がブレイクすると非常にゆっくりとした12ビート(12/8)になり、徐々に盛り上がりながら再び冒頭のシャッフル・ビートに戻って曲が終わる、という構成になっている。リチャーズはこの曲を「ブルースオペラ」と呼んでいる[2]

曲は、ジャガーとリチャーズが休暇で訪れたイタリアポジターノに滞在していた時に二人で作ったもので、テンポチェンジなども作曲の段階で全て作られたという[3]。この曲はブライアン・ジョーンズを含めた、オリジナルのストーンズのメンバーのみで録音された最後の曲であるが、ジョーンズは『レット・イット・ブリード』の制作時にはもうスタジオに来ること自体ほとんどなくなっており[4]、この曲ではスローテンポのパートでコンガを叩いただけである。ギターは全てリチャーズ一人で弾いている。また曲のほぼ全編にわたり、ジャガーがハーモニカを吹いている[2]

歌詞は、1962年から1964年にかけて起こったボストン絞殺魔事件の犯人であるザ・ボストン・ストラングラー(本名:アルバート・デサルヴォ)をヒントにしたものである。ジャガーは「何であんなきれいな天気のいい所に来て、こんな暗い曲を書いたのか俺にもわからない」とコメントしている[3]

コンサート・パフォーマンス

リチャーズお気に入りの曲ということもあってか、ストーンズのコンサートにおいては1969年以降、直近の2016年まで、ほぼ全てのツアーで披露され続けている(1980年代前半を除く)[2]。即興演奏の要素が強いためか、コンサートでは長い時間をかけて演奏されることが多い。頻繁に披露されている割には、公式ライブアルバムには『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』(1970年)にしか収録されていない(但し、日本未発売の公式ライブアルバムではこれ以外にも収録されているものがある)。映像作品では、『フォー・フリックス』(2004年)や『レディース・アンド・ジェントルマン』(2010年)などに収録されている。

脚注

  1. ^ a b Rolling Stones* - Let It Bleed (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  2. ^ a b c Midnight Rambler:” (英語). 2016年12月19日閲覧。
  3. ^ a b SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」(株式会社ロッキング・オン2003年)56頁
  4. ^ 『ローリングストーンズ/グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』 (テリー・ロウリングス/アンドリュー・ネイル/キース・バッドマン著、 筌尾正訳、シンコーミュージック刊、2000年ISBN 978-4401616541)187頁




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