マーラー版
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「交響曲第4番 (ブルックナー)」の記事における「マーラー版」の解説
グスタフ・マーラーが1895年に編曲した版がある。1888年稿を元にしているが、全体的に大きくカットされ、またオーケストレーションが改変されている。ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー及びアントン・ナヌートによる録音がある。
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マーラー版
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「交響曲第4番 (ブルックナー)」の記事における「マーラー版」の解説
この曲の版問題を語る際に、「マーラー版」が言及されることがある。これは、ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト国立文化省交響楽団によるブルックナー交響曲全集で使用されていることで名が知られるようになった楽譜である(1984年録音)。 CDの解説書によると、これは出版されている楽譜ではなく、1900年1月28日のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会のために、マーラーが当時の出版譜(第3稿、初版)に手を加えたものであり、残されたパート譜からロジェストヴェンスキーがスコアに編纂して上記録音に使用したものであるとのことである。このマーラー版の最大の特徴は、第4楽章に極端なカットがなされていることである。 ただし、そもそもマーラーが他の作曲家の交響曲に対して行った編曲・加筆については、必ずしもマーラーが意図した最終形態であるとは限らない、出版を意図したものではないとの指摘もある。
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マーラー版
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マーラーのニューヨーク時代である1909年に編曲され、同年11月10日に初演。翌1910年に出版された。第2番と第3番から自由に楽曲を抜粋し再構成したものである。楽器編成やアクセントの付け方等で原曲と異なる部分がある。演奏時間は約25分。 編成 弦合奏(室内オーケストラの編成ではなく、フルオーケストラの編成である) フルート 1 オーボエ 2 トランペット 3 ティンパニ 一対 通奏低音(ピアノ、オルガン。前者はチェンバロでもよいが、ピアノ、それも音色がチェンバロ的なフォルテ・ピアノの方が音量が出るので好都合) 必要に応じてクラリネット 1 構成 序曲 4/4(第2番より)編成は原曲とほぼ同一だが、通奏低音にオルガンが加わる。 ロンドとバディヌリー 2/2 - 2/4 - 4/4(第2番より)ロンド→バティヌリー→ロンドの順で演奏。編成は原曲とほぼ同一だが、オルガンの出番はこの楽章で終わり。 アリア 4/4(第3番より)編成は原曲と同一である。 ガヴォット 2/2(第3番より)編成は原曲と同一である。
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