マクラーレン・MP4-31とは? わかりやすく解説

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マクラーレン・MP4-31

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:51 UTC 版)

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マクラーレン・MP4-31
ジェンソン・バトンがドライブするMP4-31
2016年マレーシアGP
カテゴリー F1
コンストラクター マクラーレン
デザイナー ピーター・プロドロモウ
先代 マクラーレン・MP4-30
後継 マクラーレン・MCL32
主要諸元
エンジン ホンダ RA616H
1.6L V6ターボ
タイヤ ピレリ
主要成績
チーム マクラーレンホンダ・フォーミュラ1・チーム
ドライバー フェルナンド・アロンソ
ジェンソン・バトン
ストフェル・バンドーン
出走時期 2016年
通算獲得ポイント 76
初戦 2016年オーストラリアGP
最終戦 2016年アブダビGP
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
21(42台) 0 0 0 1
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マクラーレン MP4-31 (McLaren MP4-31) は、マクラーレン2016年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要

同年2月21日に正式発表。前年型のMP4-30で採用した「サイズゼロ」コンセプトを踏襲したマシンである[1]

2016年シーズン

マシン性能は前年に比べると格段に向上し、予選では度々Q3に進出するようになり、決勝では表彰台には一歩及ばないもののコンスタントに入賞するようになった。コンストラクターズランキングも前年の9位から6位に浮上した。

第2戦バーレーンGPストフェル・バンドーン(このレースのみ、開幕戦オーストラリアGPで負傷したフェルナンド・アロンソの代走として出場)が10位入賞を果たすと、第4戦ロシアGPでアロンソが6位、ジェンソン・バトンが10位でダブル入賞。第5戦スペインGPではアロンソがマクラーレン・ホンダ復活後初のQ3進出を果たした。続く第6戦モナコGPでもアロンソがQ3進出、決勝ではアロンソが5位、バトンは9位で2度目のダブル入賞。第9戦オーストリアGPでは、天候がめまぐるしく変わる中で、バトンが予選5位を獲得し前車2台のペナルティにより3番手スタートとなった(決勝は6位入賞)。第11戦ハンガリーGPではアロンソとバトンが揃ってQ3進出を果たした。第13戦ベルギーGPではアロンソがフリー走行や予選で度重なるマシントラブルに見舞われ、決勝は最後尾スタートとなったが7位入賞。第14戦イタリアGPではアロンソがファステストラップを記録した。第16戦マレーシアGPではアロンソが最後尾スタートから7位、バトンは9位で3度目のダブル入賞。ホンダのホームグランプリとなる日本GPは前年同様振るわなかったが、次のアメリカGPではアロンソが5位、バトンが9位で4度目のダブル入賞を果たした。最終戦アブダビGPでバトンがF1からの引退を表明した。

スペック

[2]

シャーシ

エンジン

ERS システム

  • バッテリー出力:4MJ(1周あたり)
  • MGU-K 出力:120kW
  • MGU-K 最高回転数:50,000 rpm
  • MGU-H 最高回転数:125,000 rpm

ギアボックス

記録

No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 ポイント ランキング
AUS
BHR
CHN
RUS
ESP
MON
CAN
EUR
AUT
GBR
HUN
GER
BEL
ITA
SIN
MAL
JPN
USA
MEX
BRA
ABU
2016 14 アロンソ Ret 12 6 Ret 5 11 Ret 18† 13 7 12 7 14 7 7 16 5 13 10 10 76 6位
22 バトン 14 Ret 13 10 9 9 Ret 11 6 12 Ret 8 Ret 12 Ret 9 18 9 12 16 Ret
47 バンドーン 10

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ マクラーレン・ホンダ、『MP4-31』を正式に発表 - オートスポーツ・2016年2月21日
  2. ^ "McLaren-Honda 「MP4-31」". ホンダ 2016年8月14日閲覧。



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