実戦投入までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 21:15 UTC 版)
「マクラーレン・MP4/7A」の記事における「実戦投入までの経緯」の解説
ドライバーは1991年のと同様アイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーを起用。 1992年シーズン、マクラーレンは開幕からの3戦を前年に使用したMP4/6を改良したMP4/6Bで戦う予定であった。これは信頼性が不安視される序盤を、確実に乗り切る戦略を取ったことによるものであった。しかし、蓋をあけてみると、リアクティブサスペンションなど最先端の電子制御システムを開幕から投入したウィリアムズ・FW14Bが抜群の信頼性と圧倒的な速さを見せ、ナイジェル・マンセルが2連勝を飾った。 開幕ダッシュに失敗したマクラーレンは、第1戦南アフリカGPで惨敗した翌日、イギリス・シルバーストン・サーキットでテストドライバーのマーク・ブランデルによりニューマシンMP4/7Aの実走テストを開始した。でき上がったばかりのマシンではMP4/6Bとの比較もままならなかったが、旧型車ではウィリアムズに太刀打ちできないことが明らかであったことから、予定より大幅に前倒しして第3戦ブラジルGPよりMP4/7Aを実戦投入した。
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