ホクト7号菌【ホクト7ゴウキン】(きのこ類)
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登録番号 | 第6264号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | しろたもぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | ホクト7号菌 よみ:ホクト7ゴウキン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | ホクト産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南堀字村東138番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 西野ゆかり 足立英則 稲冨聡 山中勝次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホクト6号菌」と野生菌株の一核菌糸を交配して育成されたものであり,菌さん中央部の色が暗黄褐で,菌柄の形が太長の菌床栽培向き品種である。 菌さんの大きさは小,断面は丸山形,中央部の色は暗黄褐,周縁部の色は浅灰茶,肉の厚さは薄,肉質は普通,斑紋の多少は多,大小は小,分布の状態は周縁部以外,明瞭度はやや不明瞭である。菌しゅうの色は白,並び方は正常,幅及び密度は普通である。菌柄の菌さんへのつき方は中心生,形は太長,色は白,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は61~70日,菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日,芽出し最適温度は15~18℃,子実体の成長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型,収量は101~120g/瓶,有効茎本数は36~40本である。 「ホクト6号菌」と比較して,有効茎本数が少ないこと,菌柄の形が太長であること,菌柄の色が白であること等で,「ホクト8号菌」と比較して,有効茎本数が多いこと,菌さんの斑紋の明瞭度がやや不明瞭であること,菌しゅうの並び方が正常であること等で区別性が認められる。なお,「ホクト6号菌」との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者の施設(長野県長野市)において,「ホクト6号菌」と野生菌株の一核菌糸を交配して得られた2核菌株の中から選抜,以後,栽培試験及び特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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