ホクトM-90【ホクトM-90】(きのこ類)
登録番号 | 第6857号 | |
登録年月日 | 1998年 10月 27日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | ホクトM-90 よみ:ホクトM-90 | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ホクト産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南堀字村東138番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 稻冨聡 白鳥里香 山中勝次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホクトM-80」と出願者の保存菌株「R2」を交配して育成されたものであり,発生型が茎重型の施設栽培向きの品種である。 菌傘断面の形態はまんじゅう形,色は白である。菌柄のねじれの程度は普通,断面の形は正円,基部の色の程度は少,太さは3㎜,分岐は少,接着程度は多である。子実体の発生型は茎重型,株の開張度は直立型,有効茎数は201~400本である。寒天培地上の菌糸の最適生長温度は24℃,菌かきから原基形成までの期間は10日,原基形成から収穫までの期間は23~25日である。 「ホクトM-50」と比較して,菌かきから原基形成までの期間が長いこと,発生型が茎重型であること,有効茎数が少ないこと等で,「ホクトM-80」と比較して,菌さんの色が白であること,菌柄の断面の形が正円であること,菌柄の接着程度が多いこと等で区別性が認められる。なお,「ホクトM-50」との対峙培養においては菌叢の濃淡差が,「ホクトM-80」との対峙培養においては嫌触反応が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の施設(長野県長野市)において,「ホクトM-80」と出願者の保存菌株「R2」を交配し,その菌株の中から選抜,以後,栽培試験及び特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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