ホクト10号菌【ホクト10ゴウキン】(きのこ類)
登録番号 | 第6861号 | |
登録年月日 | 1998年 10月 27日 | |
農林水産植物の種類 | しろたもぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | ホクト10号菌 よみ:ホクト10ゴウキン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ホクト産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南堀字村東138番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 白鳥里香 西野隆功 稻冨聡 山中勝次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホクト8号菌」と野生菌株「BN4」を交配して育成されたものであり,菌さん中央部の色が灰茶色で,菌柄の形が中太の菌床栽培向き品種である。 菌さんの大きさはやや小,断面は丸山形,中央部の色は灰茶色,周縁部の色は灰黄色,肉の厚さはやや薄,肉質は普通,斑紋の多少は多,大小は小,分布の状態は周縁部以外,明瞭度は普通である。菌しゅうの色は白,並び方は正常,幅及び密度は普通である。菌柄の菌さんへのつき方は中心生,形は中太,色は白,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71~80日,菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日,芽出し最適温度は11~14℃,子実体の成長最適温度は12~14℃である。子実体の発生型は株状型,収量は 121g以上/瓶,有効茎本数は41本以上である。 「ホクト8号菌」と比較して,有効茎本数が多いこと,菌さんの斑紋が小さいこと,菌さんの斑紋が不明瞭であること等で区別性が認められる。なお,「ホクト8号菌」,「ホクト7号菌」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者の施設(長野県長野市)において,「ホクト8号菌」と野生菌株「BN4」を交配し,その菌株の中から選抜,以後,栽培試験及び特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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