ホクト12号菌【ホクト12ゴウキン】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10749号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | ホクト12号菌 よみ:ホクト12ゴウキン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ホクト産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南堀字村東138番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石井真、北原美保、稻冨聡 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ホクト8号菌」に出願者所有の系統菌株を交配して育成されたものであり、菌さん中央部の色が暗灰褐色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは小、断面は丸山形、中央部の色は暗灰褐色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さは厚い、肉質は普通である。斑紋の多少は普通、大小は中、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはやや長、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は71~80日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日、芽出し最適温度は15~18℃、子実体の生長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は26~30本である。「宝の華M-8171」と比較して、菌柄が長いこと等で、「ホクト8号菌」と比較して、菌しゅうの並び方が正常であること等で区別性が認められる。なお、「宝の華M-8171」及び「ホクト8号菌」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の施設(長野県長野市)において、「ホクト8号菌」に出願者所有の系統菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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