ホクト17号菌【ホクト17ゴウキン】(きのこ類)
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登録番号 | 第12050号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | ホクト17号菌 よみ:ホクト17ゴウキン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ホクト株式会社 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市南堀138番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石井真、北原美保、池田静香、山崎瑞絵 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ホクト12号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰茶色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。 菌さんの大きさはかなり小、断面は丸山形、中央部の色は灰茶色、周縁部の色は浅灰茶色、肉の厚さはやや厚、肉質は普通である。斑紋の多少は普通、大小はやや小、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は明瞭である。菌しゅうの色は白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは普通、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、色は白色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は61~70日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日、芽出し最適温度は15~18℃、子実体の生長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は101~120g/瓶、有効茎本数は21~25本である。「ホクト8号菌」と比較して、菌さん斑紋が少ないこと、菌しゅうの並び方が正常であること等で、「ホクト12号菌」と比較して、収量が少ないこと、菌柄の色が白いこと等で区別性が認められる。なお、「ホクト8号菌」及び「ホクト12号菌」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者の施設(長野県長野市)において、「ホクト12号菌」に出願者所有の育成系統菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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