ベニザケ

デジタル大辞泉

べに‐ざけ【紅^×鮭】

読み方：べにざけ

サケ科の海水魚。全長約60センチ。体色は背側と各ひれが青黒色、腹側が銀白色。外洋を回遊し、秋、繁殖のため、上流に湖のある川を上る。このとき雌雄とも頭と尾びれのほかは鮮紅色の婚姻色を示す。北太平洋に広く分布。この陸封型がヒメマス。肉は紅色で美味。べにます。べに。

デジタルお魚図鑑

ベニザケ

学名：Oncorhynchus nerka 英名：Red salmon 地方名：ベニマス　 脊椎動物門−硬骨魚綱−サケ目−サケ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 著作権：仲谷　一宏 特徴 海へ下るタイプをベニザケ、河川にとどまるタイプをヒメマスと呼ぶ。ヒメマスは体長２０〜３０ｃｍとベニザケに比べて小さい。海で生活しているときはほぼ青っぽい銀色で、産卵期になると頭部を除き、体は鮮やかな赤色に変化する。雄は背の部分がもりあがり、鼻先とアゴが曲がって突き出る。産卵期は秋〜初冬で、下線にそ上し砂礫底に卵を産む。初夏になると海へ下り、２〜４年間ほど海洋で動物プランクトンを食べ生活し、川へ戻る。サケ類中肉質がよく、肉の赤みが最も濃い。 分布：北海道〜カリフォルニア北部の河川、北緯４５度以北の太平洋 大きさ：80cm 漁法：流し網 食べ方：薫製、塩焼き、缶詰

動物名辞典

紅鮭

読み方：ベニザケ（ｂｅｎｉｚａｋｅ）

サケ科の遡河性魚

学名 Oncorhynchus nerka

ウィキペディア

ベニザケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/08 19:25 UTC 版)

ベニザケ（紅鮭、学名: Oncorhynchus nerka、英: Sockeye salmon）は、サケ目サケ科に属する魚。英読みのままソッカイとも呼ばれる。一生を淡水で過ごす湖沼残留型（陸封型）の個体はヒメマスと呼ばれる。学名の種小名である nerka は、ロシア語での呼称 нерка（ニェールカ）に由来する。

Weblio日本語例文用例辞書

「ベニザケ」の例文・使い方・用例・文例

• 現在ではベニザケ，イクラ，マダイなどの質の良い食材が使われているのだ。