ベストラ関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:13 UTC 版)
「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」の記事における「ベストラ関係者」の解説
霧島 瞬(きりしま しゅん) 声 - 木内秀信 カキツバタ大通りに本社を構えるIT企業「株式会社ベストラ」の社長。震災を機にデマが原因で自社の株価が急落していることに危機感を表す。「自分の邪魔をする者は全員弾き飛ばす」など、不遜な言動や態度が目立つ。紫陽花交差点の自動車ディーラー店で主人公にぶつかった上、横柄な態度を取る。一方、主人公が部外者でありながら勝手に本社に入ってきた際にはあまり気に留めない。本社に戻って社の立て直しに尽力していたが、株価の暴落を抑えられず、被災5日目には従業員の多くが辞めてしまった。ゲーム中では主人公もベストラの株を購入出来るが、意味は何も無い。大手企業の社長でありながら、二、三度会っただけの就活生に過ぎない主人公をライバル視している節があり、条件を満たすと5日目に主人公と飲みに行くイベントが発生する。 後日談では、卓越した経営手腕で会社の業績を脅威的なV字回復に導いている。1月に主人公がベストラを訪れた時は、新年会の席で自信満々の演説をしていた(再び勝手に会社に入ってきた主人公にも悠々と自身の功績を誇るだけで、やはり注意はしない)。しかし、あまりに急激な業績回復から不審に思った本多涼子に目を付けられる事になる。実際、公になれば霧島の立場が危うくなるような何らかの不正を行っていたようだが、主人公のモノローグで「言葉にできないほど恐ろしい」と仄めかされるだけで、具体的にどのような不正だったのかはプレイヤーには一切明かされない。 若本(わかもと) 声 - 蓮池龍三 ベストラの社長室長で、霧島の秘書。初日に会社に入り込んできた主人公に当初は丁寧に対応するも、三日目の再訪時には主人公の態度に悪態を吐く(そもそもこの時の選択肢は嫌味なものしかない)。 中西(なかにし) 声 - ベストラの専務。霧島には裏切りを疑われており、ケルベロスに情報を流しているのではないかと疑念を持たれているが、実際はケルベロスの社長と会談し、ベストラに関するデマを流さないよう要請していた。更にケルベロスの社長から引き抜きの打診をされたが、きっぱりと断った。主人公はその会話を盗み聞きして真実を知るものの、それを霧島に伝える事は出来ない為に、霧島が中西への認識を改める描写は最後まで無い。 相馬(そうま) ベストラの広報部長。社員と協力して、デマによる株価低下の対策に奔走している。 ケルベロスの社長 声 - ベストラのライバルのIT企業「株式会社ケルベロス」の社長。ベストラの株価を下げようとデマを流しているという噂がある。ベストラの専務の中西と会談し、彼をベストラから引き抜こうとしたが、きっぱりと断られた。 後日談では、ベストラに業績を大きく引き離されてしまい、会社近くのベンチで意気消沈している。 倉本(くらもと) ケルベロスの受付嬢。主人公の頼みを受け、ヘルメットを着用するという条件で高架下の鉄柵の扉の鍵を貸し出す(但し、この時点ではヘルメットは入手出来ない為、この条件を必然的に無視する事になる)。 後日談では、裏切りや不正を嫌う義理堅い性格で、霧島にも能力を高く評価され一目を置かれていることが明らかになる。本性は野心家であり、いずれはベストラもケルベロスも倒す事を目論んでいる。だが実際の所は好物のチョコレートで簡単に口を割ったり、カスタムテーマを用いたメタフィクションの謎解きを仕掛けてくる相当な変人である。
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