ヘイローへの不時着と探索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:04 UTC 版)
「Halo: Combat Evolved」の記事における「ヘイローへの不時着と探索」の解説
オータムがワープから出たその瞬間、目の前に謎の巨大なリング状惑星が姿を現した。敵の執拗な攻撃に沈没寸前だったオータムは乗組員に退避を発令、リングへの上陸に活路を求める。急遽コールドスリープから目覚めさせられたマスター・チーフに対し、キース艦長はオータムのAIである「コルタナ」の死守を命じた。コルタナは高度な知性と戦艦の運用機能を持つだけにとどまらず、地球の位置を含むあらゆる情報を有しており、彼女がコヴナントに奪われることは地球の滅亡を意味しているのだ。それは同時にマスター・チーフもまた己の生命を死守せねばならない事を意味していた。いまや地球の命運は事実上、マスター・チーフとコルタナの手に委ねられていたのである。 かくしてマスター・チーフはコルタナを自らのスーツ内に移し、脱出艇で環状惑星ヘイローに不時着する。 広大なヘイローの大地には、既にコヴナントの姿があった。チーフは捕虜となったキース艦長を救出するため、生き残りの海兵隊を集めてコヴナント艦を強襲する。助け出した艦長の情報により、ヘイローが古代種族「フォアランナー」の建造した強力な兵器だと知ったチーフたちは、コヴナントに先立ちこれの奪取を計画。コントロールセンターへと向かう地図を手に入れるため、マップルームのある島に総攻撃をかける。 マップルームの制圧に成功し、コントロールセンターに向かうチーフ達。リングの気候制御が効いていないのか、雪の中にそびえるピラミッド状建築物の頂上にそれはあった。既にコヴナント軍が全面展開していたものの、チーフは海兵隊の生き残りと協力してコントロールセンター内へ侵入、コルタナをヘイローのネットワークにつなぐことに成功する。しかし、そこでコルタナが得た情報は恐るべきものだった。艦長を止めろというコルタナの声に従い、彼女をネットワークに残したまま艦長の元に向かうチーフ。ジャングルの奥にあるフォアランナーの遺跡に潜入し艦長らの足取りを追うが、そこで見つけた海兵隊員の残したビデオログに写されていたのは、寄生生物「フラッド」に次々と襲われる艦長や海兵隊員達だった。知的生命をホストにして増殖するフラッドは、人間もコヴナントも見境無く襲う。三つ巴の戦いとなったジャングル内の遺跡から脱出するチーフだが、そこに突如現れたのが、ヘイロー管理ユニットである人工知能「343ギルティスパーク」だった。
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