ヘイワードの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 13:35 UTC 版)
2014-15シーズンは、ヘッドコーチにクイン・スナイダーを招聘し、巻き返しを図った。結果的には38勝44敗で3年連続の負け越しが決まったものの、平均失点はリーグ1位の94.9点を記録。また、ゴードン・ヘイワードやデリック・フェイバーズらが中心選手に成長し、ルディ・ゴベールもスターターとして一本立ちしたことで、次期シーズンに期待を持たせる形となった。 2015-16シーズンは、リーグ屈指の守備力を武器に粘り強い戦いを繰り広げ、ダラス・マーベリックス、ヒューストン・ロケッツとプレーオフ出場枠争いを繰り広げたが、オールスターゲーム以降失速し、40勝42敗に終わり、2012年以来のプレーオフ出場はならなかった。 2016-17シーズンは、ジョージ・ヒル、ジョー・ジョンソン、ボリス・ディアウといったベテランを獲得し、ヘイワードやフェイバーズを開幕から負傷で欠くシーズンスタートとなったが、11月1日のAT&Tセンターでのサンアントニオ・スパーズ戦で106-91で勝利し、前シーズンにNBA新記録となるホームゲーム40勝 (1敗) を挙げたスパーズに、シーズン第2戦目で黒星を付けた。ヘイワードは自身初のNBAオールスターゲームに出場。以降もリーグ屈指の守備力で安定した戦いを繰り広げ、2012年以来のプレーオフ出場を決め、2008年以来のノースウェスト・ディビジョン優勝も決めた。更に4月10日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、敵地オラクル・アリーナで105-99で勝利し、ウォリアーズにホームゲーム4敗目を付けた。5年振りの出場となったNBAプレーオフは、1stラウンドでロサンゼルス・クリッパーズを4勝3敗で下し、カンファレンスセミファイナルに進出。しかし、続くウォリアーズとの対戦は4戦全敗で終了した。
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