プログレッシブ・エイリアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 02:54 UTC 版)
「アルジェントソーマ」の記事における「プログレッシブ・エイリアン」の解説
攻撃を受けると特異な能力を発現するエイリアン。飛来当初は通常のエイリアン(小説版ではタイプN)と区別がないが、外部から刺激を受けるとプログレッシブ反応を示し特殊能力を発現する。その状態で攻撃を受けるとさらに一段階高い能力を発現する第二段階プログレッシブ化を起こす。第二段階プログレッシブ化を起こすと通常の手段では打つ手が無くなるため、プログレッシブ・エイリアンに対してはワン・ショット・キル(一撃で倒すこと)が鉄則となっている。有す能力によってそれぞれアルファベットと数字を組み合わせたタイプ名が付けられている。 タイプH-2 ニューヨークに飛来した作中では初めて登場したプログレッシブ・エイリアン。両腕部からプラズマトーチを発生させ周囲のあらゆる物を融解する能力を有する。第二段階プログレッシブ化を起こすと、全身を3万K以上に発熱させ太陽のような状態と化す。以前、フランクフルト局地戦においてこのタイプのエイリアンにマイケルの部隊は全滅させられている。 タイプM-1 体を局所的に液相に変化させる能力をもち、通常弾やEX-1の拳を通り抜ける。体を無理に引き裂いても再び結合し元に戻る。ダメージを受けないため第二段階プログレッシブ化を起こすことはなかった。 タイプG-4 ダメージを受けると防御に特化する特性をもっており、カラーリングが通常のエイリアンと異なる。膝を抱えた姿勢のままゆっくりと飛行しながら巡礼ポイントへと向かった。プログレッシブ化により装甲表面の硬質化をし、第二段階プログレッシブ化により電磁防壁も備えたために電子制御兵器や荷電粒子兵器も効果がなくザルクの近接戦闘も不可能となった。共鳴による構造破壊を避けるため身体の分子構造も瞬時に入れ替える事も可能で、この能力によりフランクのアルケミストアームを1度は破った(対象の構造を特定できないため)。 タイプT-1 通常のエイリアンの1000倍もの大質量をもち、見た目にも非常に大きなエイリアン。再生能力や重力操作能力もサイズに比例して大きいため通常攻撃ではダメージは即座に回復し、またファブニールによる大出力の電磁ビームも重力場変動でねじ曲げた。 タイプS-1 超高速飛行タイプのプログレッシブ・エイリアン。作中では四肢を破壊されてから能力が発現していた。音速を超える速度と慣性を無視したような敏捷性をもつ。 その他のプログレッシブ・エイリアン オペレーターのタイプ照合画面ではこれらの他に、H-1、C-4、A-5、V-1というタイプの存在が確認できるが、作中で描かれることはなかった。
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