プログラムと芸術性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 23:59 UTC 版)
「フィリップ・キャンデロロ」の記事における「プログラムと芸術性」の解説
アマチュア競技時代のキャンデロロは観客が彼の演技を見て簡単に分かるように、表現意欲旺盛なスタイルと振り付けでプログラムを魅せていた。彼はしばしばリンクの上で特徴あるキャラクターのポートレートを演じ、それらを音楽、コスチューム、振り付けでフリープログラムを構成していた。シーズンごとにストーリーを明確にし、キャラクターを分かりやすく演出していた。 '93プラハ - コナン・ザ・グレート(英雄コナン、小説・映画の主人公) '94リレハンメル、'94幕張、'95バーミンガム - ゴッドファーザー(マフィアのボス、映画の主人公) '96エドモントン - リュッキー・リュック(早撃ちの保安官、漫画の主人公) '97(NHK杯) - ナポレオン・ボナパルト(皇帝、英雄) '98長野 - ダルタニアン(銃士、歴史小説の主人公) キャンデロロはキャリアの初期から表現力に取り組んでいた。フィギュアスケートは女性のスポーツと思われていて、男性がやると友達から笑われるということを少年時代の彼は気がついていた。実際、彼の初期のプログラムはインディアンとカウボーイの戦闘を表現したものだった。芸術性と独創性は高く評価される一方で、基礎的な技術、ジャンプ、スピンを表現力ほど磨きをかけていない、という指摘もなされていた。
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