プログラムに対する支持
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 20:59 UTC 版)
「ピュアリフィケーション・プログラム」の記事における「プログラムに対する支持」の解説
サイエントロジー教会が体系化したデトックスプログラムであるピュアリフィケーション・プログラムは、サイエントロジーと提携関係にあるナルコノン、クリミノン、インターナショナル・アカデミー・オブ・デトキシフィケーション・スペシャリスツの極少数の医師達に支持されている。しかしながら、サイエントロジー教会関連の出版物でしばしばピュアリフィケーション・プログラムの支持者として言及される、かつて中毒状態治療専門の精神科医であったアルフォンソ・パリデスは新聞記事の中でクリミノンでのサウナの利用を例に挙げ「幾度も彼らにサウナ使用を止めるよう説得した」と述べている 。 自然療法医学者、ニューヨーク脚部医学専門学校の総合医学診療部の副主任であるリサ・ゲンゴは独自にピュアリフィケーション・プログラムの有効性を調査している。彼女は「患者の症状に改善が見られた例を十分見てきました。一週一週患者はまるで別人のように変わっていき、驚くぐらい改善していくのを何度も見て私はただ困惑するばかりでした。ピュアリフィケーション・プログラムを批判することは容易ですが、患者はそのプログラムによって病状を回復させておりそこが重要なのです。我々は何故アスピリンが作用するのか分かりません。そのメカニズムは解明されていませんがそれが症状の改善に効くということは知っています」と述べている。 ニューメキシコ州アルバカーキにおいては、裁判所が薬物濫用者を「セカンド・チャンス」と呼ばれる薬物リハビリテーション施設を所有しているナルコノンに送り更生プログラムを受講させている。セカンド・チャンスは部分的に州援助で創立されており、裁判所から委託された者の更生プログラムのみを行う。 ソルトレイクシティでは、公安部門がピュアリフィケーション・プログラムを税金を使用してメタンフェタミン製造研究所での中毒症状を被っている警察官に受講させている。 ニューヨークにおいては同時多発テロで救出活動にあたった者800人以上が「ニューヨーク救出活動従事者デトックスプロジェクト」のもとでピュアリフィケーション・プログラムを受講した。またこのプログラムを支持している政治家もいる。冒頭部記述のインターナショナル・アカデミー・オブ・デトキシフィケーション・スペシャリスツが発表した論文には「慈善団体がピュアリフィケーション・プログラムを推進した結果、プログラムの受講を完了した救出活動従事者は皆健康状態の改善を示し、その内の63%で呼吸器障害の改善が見られた」と記述されている。
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