ブランドの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 01:48 UTC 版)
STANDARD 前身のスタンダード工業が自社製品に使用していたブランド。“逆三角形の枠の中に「SR」”のマークもあった。社名が日本マランツとなった1975年からは通信機専用のブランドとなる。斬新な形状の無線機を多く発売することで知られた。1998年に通信機事業部が八重洲無線へ売却された際にSRマークは消え当時の社名バーテックススタンダードを表すVSマークに変更。八重洲無線の業務用無線機と一部のアマチュア無線機の商標となっている。八重洲無線も参考のこと。 marantz 1953年にソウル・バーナード・マランツが興したオーディオメーカー「マランツ・カンパニー」が元祖。1980年以降は北米、カナダ地域はスーパースコープ(1993年まで)、その他地域はフィリップスが商標権を所有していたが2001年に日本マランツが全世界での商標権を買収した。現在はディーアンドエムホールディングスが所有している。ロゴタイプの書体、全小文字による表記はほぼ変わらないものの1969年、1982年、2003年に多少変更されている。マランツを参考のこと。 SUPERSCOPE 1964年よりマランツ・カンパニーを所有していた「スーパースコープ・テクノロジー」社の商標。1975年にスタンダード工業が日本マランツに商号変更した際、STANDARDブランドの音響機器(ラジカセなど)を置き換える形で日本国内でも使用された。株式会社CSRがスーパースコープ・テクノロジー社とのライセンス契約により製品の開発・生産、日本国内での販売を行っている。スーパースコープ (映画)も参考のこと。 unix 1980年に日本マランツがフィリップス傘下へ移行した際、SUPERSCOPEブランドに代わって日本国内でラジカセ等のゼネラルオーディオ機器に使用。コンピューターのオペレーティングシステムのUNIXよりも早く電気機器分野で先行登録しており当時商標問題が発生した。日本マランツは後に国内向けのゼネラルオーディオ機器の生産を終了したが、unixブランドはオーディオコンピューターAX1000やカラオケ用機器などの業務用音響機器で引き続き使用していた。UNIXも参考のこと。
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