マランツ・カンパニーとは? わかりやすく解説

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マランツ・カンパニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 08:46 UTC 版)

マランツ」の記事における「マランツ・カンパニー」の解説

インダストリアルデザイナー電気技術者のソウル・バーナード・マランツが、1951年友人のスタジオエンジニアからの依頼プリアンプを製作。評判良かったため妻と共に自宅生産開始。しかし400台もの受注抱えたため1953年、「マランツ・カンパニー」を設立し事業化する。 初めての製品Audio Consolette」は、当時乱立していた各社提唱するフォノイコライザー特性容易に切り替えられる他、テープモニタースイッチなども備えた多機能プリアンプで、新たに制定されフォノイコライザー特性RIAAカーブ対応した際に「model 1」と改称する以降パワーアンプを主に担当するシドニー・スミスFMチューナーを主に担当するリチャード・セクエラらのエンジニア迎え多くハイエンド製品送り出す。 特に1950年代末期発売されプリアンプの「model 7(7C)」、パワーアンプmodel 9」の2機種日本でも特に有名で、その先進的な設計美しデザインは、真空管全盛時代オーディオアンプを語る上で欠かすことの出来ない存在となっている。 しかしセクエラを中心としたFMチューナー開発一切妥協許さない姿勢から遅れに遅れ、発表から2年あまりを経てmodel 10B」としてようやく生産開始した1964年にはマランツ・カンパニーの資金が底を付いてしまい、ソウル・バーナード・マランツは今後25年オーディオ機器関連仕事をしない条件などと共にマランツ・カンパニーをスーパースコープ社へ売却した

※この「マランツ・カンパニー」の解説は、「マランツ」の解説の一部です。
「マランツ・カンパニー」を含む「マランツ」の記事については、「マランツ」の概要を参照ください。

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