マランパ共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:25 UTC 版)
「フルメタル・パニック!アナザー」の記事における「マランパ共和国」の解説
マホメド・サムラ アフリカの独裁国家、マランパ共和国軍の陸軍少佐。3年前に死亡しており、ベルトランの回想でのみ登場する。フランスの駐マランパ大使の息子だったベルトランとはかつて幼馴染の関係だった。国の体制を変えるためにクーデターを計画していたが、当時フランス陸軍大尉としてその件を調査しに来ていたベルトランと対峙し殺された。息を引き取る寸前に、自分がクーデターの首謀者であることを妹のサラには知らせないで欲しいと言い残していたが、サラもまた彼の遺志を継いで国を変えようという思いを抱くことになる。 サラ・サムラ マランパ共和国の陸軍少佐。兄のマホメドともどもベルトランとは幼馴染だったが、3年前に兄をベルトランに殺されてからは疎遠になっていた。 アメリカ政府の思惑により、D.O.M.S.の教導を受け、兄の遺志を継ぐ形で国を変えようとしていたが、植民地時代の権益確保を図るフランスDGSEの暗殺依頼により、反政府軍との交戦中にミハイロフの駆る謎のASに遭遇し撃破されてしまう。駆けつけたベルトランに助け出されるが致命傷を負っており、彼に看取られて息を引き取った。短期間とはいえ、仲間として彼女と共に戦った達哉は、その死に際し、初めて敵に対する明確な殺意を抱く。また、D.O.M.S.とサラが大国間の利権のダシに使われたという事実は、達哉の心に少なからず傷を残した。
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