フランクリン・ビダン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:47 UTC 版)
「機動戦士Ζガンダムの登場人物」の記事における「フランクリン・ビダン」の解説
Franklin Bidan 声 - 石森達幸(テレビ版) / 沢木郁也(劇場版I) 地球連邦軍の技術大尉でカミーユの父であり、同じく技術士官のヒルダの夫。妻同様仕事の虫であり、家庭を顧みることもない上に愛人(名前はテレビ・劇場版ではマルガリータ、小説版ではジュヌビェーブ・フォンサーン)もいる。家族との絆も薄れ、カミーユもそんな父に対し憎悪に近い感情を抱いている。ティターンズではガンダムMk-IIの開発に係わっており、MSの操縦も一応出来る。ガンダムMk-IIの出来には納得いかない部分があるようで、全く執着しない様子を見せる。 息子の行動のためヒルダとともに人質にされ、妻の死後カミーユやエマと共にティターンズからガンダムMk-IIを奪い、エゥーゴへと亡命する。なお、劇場版ではカミーユやエマと共にアレキサンドリアからMk-IIを奪って脱出するシーンがカットされている。その時、アーガマでエゥーゴの新鋭機リック・ディアスを見たフランクリンは、ティターンズに無い技術に並々ならぬ興味を示し連邦に持ち帰ろうと考え、その機体(クワトロ機)を盗み逃亡を企てる。しかし、逃亡中に乱戦に巻き込まれカミーユの目の前で被弾、脱出するも爆発によって絶命する。 愛人の姿を思い浮かべながら逃亡したり、カミーユがビームライフルを自分に向けた際に「お前は親に銃を向けるのか?」と言いつつカミーユに対して発砲する(カミーユは一度も父に向けて発砲していない)など、家族を顧みない自己中心的な人物として描かれているが、小説版では彼の葛藤が詳しく描写されている。また、小説版ではリック・ディアスを奪って逃走しようとするところをレコアに射殺されるなど、テレビ・劇場版とは詳細が異なる。 『Define』では、妻ヒルダとともにカプセルに閉じ込められて宇宙空間に放出され、ジェリドのハイザックからの銃撃により死亡。リック・ディアス強奪の役目はカクリコンが代役となる。
※この「フランクリン・ビダン」の解説は、「機動戦士Ζガンダムの登場人物」の解説の一部です。
「フランクリン・ビダン」を含む「機動戦士Ζガンダムの登場人物」の記事については、「機動戦士Ζガンダムの登場人物」の概要を参照ください。
- フランクリン・ビダンのページへのリンク