ピーケーハピネス【ピーケーハピネス】(草花類)
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登録番号 | 第6350号 |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ピーケーハピネス よみ:ピーケーハピネス |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール,ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヘリット コーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花は紫ピンク色の盛咲きで,やや小輪の切り花向き品種である。 草姿は直立,開花時草丈はやや高,節数はやや少である。茎の長茎はやや細,硬さはやや剛,折れの難易はやや難,茎の中央部の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は極多,側枝の着生位置は全体,節間長は中,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長は中,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形,大きさはやや小,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は盛咲き,花径はやや小,表面の花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703),裏面の花色は淡紫ピンク(同9502),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは中,数は少,花弁の長さは中,幅はやや狭,数は中,ほう葉の形はⅠ型及びⅢ型,数は4枚,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さ及び長さは中,花の香りは無である。開花習性は四季咲き,早晩性は極早生,がく割れの難易性は難である。 「ロサノバ」と比較して,花の表面の色が紫ピンクであること,裏面の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1992年に育成者の温室(オランダ王国)において,育成者所有の無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ハピネス」であった。 |
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