ピースファイアー フランボー【ピースファイアー フランボー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8696号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ピースファイアー フランボー よみ:ピースファイアー フランボー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 2月 9日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社高木農園 | |
品種登録者の住所 | 広島県高田郡八千代町土師86番地の4 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木誠作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ミミ」に「リアリテ」を交配して育成されたものであり、花はセパルが紫赤の単色、ペタルが紫赤の地色に濃紫赤色の条線、リップは円形で黄白の地色に紫赤色の斑点及び覆輪、濃紅色の楔状の斑が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は15~30度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は7~9枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは6.1~9.0㎜、長さは30~50㎝、色は緑である。咲き型は部分抱え平咲き、花の横径は61~80㎜、縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は紫系、花色はセパルは紫赤(JHS カラーチャート9714)の単色、ペタルは紫赤(同9202)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入り、リップは黄白(同2701)の地色に紫赤(同9714)の斑点及び覆輪に濃紅(同0108)の楔状の斑が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「エイコー」と比較して、リップの地色が黄白で、紫赤の斑点及び覆輪、濃紅の楔状の斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に出願者の温室(広島県高田郡八千代町)において、「ミミ」に「リアリテ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「Peace Fire・Flambeau」であった。 |
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